銀行預金が200万くらいあるんですよ.
しかもどんどん増えている.これはみすみす投資機会を逃がしているということに他ならない.
以前から右肩上がりに増え続ける預金残高を見ていてもどかしい思いをしていたが,もう決めた.
給料以上の額を投資に回そう.
もちろん手取り計算でだ.毎月の手取りおよそ25万に対して30万を投資にぶっこんでいく.
そもそも,預金が増えている理由もわかっていない.支払いはすべてカードだしマネーフォワードで収支を一元管理できている.月々の生活費も千円単位で把握している.
全ての収支を考慮したうえで「生活費+積立額>手取り」となるように投資額を決めていた.月々の積立額は手取りの80%に設定すれば,少しずつ貯金が減っていく計算だった.
手取りよりも支出の方が大きくなるように設定していたのだから,貯金残高は理論的には減るはずである.
なのに増えてる.なんでやねん.何かをミスっている気がする.
とにかく,このまま貯金を遊ばせておくのはもったいないから,積立額を増やすことで貯金を切り崩すことにした.手取り25万に対して,生活費+積立額は38万になる.毎月これだけの支出があれば,多少どこかで計算が間違っていたとしても貯金残高は順調に減っていくはずだ.
一気にまとめて投資しないのは,いつ暴落が来てもいいように資金を残しておきたいためだ.暴落が来たら生活費3カ月分を残し,積極的に買い進む意気込みである.もし暴落が来ないまま生活費3カ月分まで資金を切り崩していたら,そこで積立金と収入のバランスをトントンにしよう.
給料の120%を投資に回すなんて愚行に見えるかもしれないが,今の私の立場ならそれほど無茶苦茶な計画でもないと思っている.生活費は月々8万くらいだし,ボーナスによって半年に1度余剰資金が跳ね上がる.何より,株式市場は長期的に成長し続けるという仮定のもとなら,若年期の資金投下が有利なのだ.120%投資というのはひょっとすると,意外と理にかなっているかもしれない.
もちろんデメリットを感じる可能性もあるだろう.収入以上にお金を使うわけだから,心が落ち着かなくなって株価の動きに一喜一憂しやすくなる恐れもある.でも,それだって自分の心地よい投資比率を学ぶための実験だ.メンタルに支障があれば元に戻せばいいだけだし.
120%はやる価値がある気がするので,しばらく続けてみよう.