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引きこもり陰キャ童貞だったワイが就活無双できたワケ【やったこと編】

就活していると,「学生時代に対したこと全然してないけど,こんなんでいい会社行けるのかな」と不安になりませんか?

私はなってました.

誰もがうらやむ会社に行く人は,コミュ力やバイタリティが半端ない人たちでしたが,私は完全に引きこもり陰キャ.友達と遊びまくるでもバイトに明け暮れるわけでもなく,一人で家にこもっているのが好きでした.もちろん童貞.

それでもいい会社に行きたい気持ちが強かったので一念発起し,就活のためになりそうなことはガンガンやっていました.

本記事では,引きこもり陰キャ童貞だったワイが就活無双できたワケを紹介します.

当時の私のスペック

まずは私のスペックがいかほどだったのかを紹介します.

こんな大学生だった

・地方国立大 大学院生

・GPA(学業成績)2.1 ⇐200人中190番目

・一人で家で過ごすのが好きな引きこもり

・サークルもバイトもやっていたが熱中するほどではない

・バキバキ童貞

・大学院入試では合格最低点を1点上回るだけの滑り込み合格

・つまり学生時代に頑張ったことや貴重な経験をしたことはない

とまあ学業では落ちこぼれ,プライベートも冴えないという典型的な陰キャでした.

それでも就活がうまくいき,私より成績の良かった陽キャたちもがうらやむような優良企業に内定をもらい,現在働いています.

それだけでなく,誰もが知る東証一部上場企業の選考を10社以上受けていましたが,一度も落とされたことはなく,全社で順調に選考を通過していました.早い段階で第一希望の会社から内々定をもらったために他の会社はすべて途中で辞退しましたが,同期の友達が平然と落とされていた企業群にもすべてくらいついて最終面接前までとかいっていました.

あまりに私の就活がうまくいっていたので,同期からは「就活無双」といって羨ましがられていました.

就活で全力を出そうと思ったワケ

パッとしないどころか今から振り返っても悲しくなるような大学生活でしたが,就活だけは本気でやろうと誓いました.なぜなら,いい会社に入れば安泰だろうと思っていたためです.

終身雇用制度が崩れつつあるというのはいろんなところで耳にしていましたが,いつ崩れるのかわかんないし,ひょっとしたら同じ会社のまま数十年働くことになるかもしれないんです.もしも数か月だけ全力で就活に取り組むことでその後数十年間満足できる会社で働けるなら,就活に命を懸ける価値はありますよね.

そう思って就活中は全力で突っ走ってましたが,周りの友達はあんまり熱心でなかったというか,流れに身を任せている人も多かったです.それで希望の会社からお祈りされて落ち込んでいる姿を見ると,もったいないよなーと思っていました.

ダメもとでも思い切って全力でやったほうがいいですよ.絶対後悔しませんから.

就活で無双するためにやったこと

理系大学生向けに就活で無双する方法は,こちらの記事でまとめています.

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【就活】理系大学生が就活で無双するためにやるべきこと【自己分析,ES, 面接】

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本記事では,引きこもり陰キャ童貞目線に焦点を当てて解説します.

歴代の先輩たちの就活記を読み漁る

研究室に配属されると,その研究室の中でつながる共有フォルダみたいなのがあると思います.だいたいどの研究室にも,そのフォルダの中に歴代の先輩たちの就活記が残っているはず.

これをひたすら読んでください.そしていいと思ったネタや言い回しは,積極的に拝借しましょう.

きっと陽キャは,親しい先輩たちから直接就活の情報を仕入れるのでしょう.生の声なので説得力があります.しかし我々引きこもり陰キャにはそんな先輩はいないので,データに頼るしかありません.そこで使いたいのが先輩たちの就活データベースなのです.

まあぶっちゃけ,先輩たちの直接のアドバイスをもらえたとしても,そこまであてにならなかったりします.「この会社はここを観てるからこうしたほうがいいよ」なんて教えてくれますが,生存者バイアスがかかってたりうわさに過ぎなかったり選考フローが年によって違ったりというのはザラです.

どちらにせよESと面接の質が高ければ基本的には選考は通るので,先輩たちの生アドバイスはそんなに重要じゃないかなと個人的に思っています.

それよりは先輩たちが残してくれたESの中身をガンガン見て,良いESと悪いESを見分ける目を養いましょう.別に陰キャだから情報収集が不利ということはないでしょう.

「学生時代に力を入れたこと」は9割盛る

「学生時代に力を入れたこと」とはESでも面接でも定番の質問です.研究内容と違って人柄や個性が垣間見えるので,面接官や人事もかなり興味を持っています.

しかし我々引きこもり陰キャは,当然学生時代に力を入れたことなどありません.なくはないかもしれませんが,アイドル追いかけてたとかゲームばっかりやってたとか,見ず知らずの人に誇れるようなものではないでしょう.陰キャだもの.

なのでここは話を盛るしかありません.ちょっとしたささいな事実にべたべたと誇張という名の肉を張り付けていき,すごい感じの話をしましょう.

私は大学時代に頑張ったことがなかったので,高校時代の話を「学生時代」として使っていました.高校時代にこんな経験をしてこんなことを学び,こんな風に成長しました.というストーリーです.

就活中の大学生が高校時代の話を自慢するのもだいぶおかしいですが,高校時代のエピソードということすら,嘘なんです.実は中学時代の経験を,高校時代の経験と称して話していました.もうわけわかんないですよね.それくらい誇れる話がありませんでした.

でも,中学時代のその話にいろいろと脚色していくと,なんだかんだですごそうな話ができあがり,人前で話しても評価してもらえそうな内容になりました.第一志望の会社のESや面接本番は,このネタで臨みました.

「そんな話を持ち込んで,掘り下げられたときに説明に困らない?」と不安に思う方もいるかもしれません.ですがこれは練習でカバーできます.

めちゃくちゃ面接練習する

ぶっちゃけ,就活で一番重要なのは面接です.

初対面の人を評価する材料としては,身なりや話し方で判断するしかないためです.学業成績が良かったりESで素晴らしいことを書いているよりも,直接話したほうが相手の人間性が分かりますもん.

しかし,初対面の人と話すことになれていない我々引きこもり陰キャは,ぶっつけ本番で面接で好印象を残すことは不可能と言っていいでしょう.ならば面接練習を重ね,極力自然体で堂々と面接に臨むように慣れるべきです.

具体的にどうしたらいいかというと,書いたESをひたすら読みこむことですね.声を出して読むのもそうですし,情景をイメージしながら時間をかけて読むのもいいです.

そうすることで,ESを推敲してどんどん質を上げられます.読み返せば読み返すほど,伝えたいことが明確になってきたりいい表現が見つかったりするものです.

また,繰り返し声に出して読んでいると,ESで9割盛った話がだんだん本当に経験したことかのように思えてきます.脳が騙されてきて,経験していないはずなのにその場にいたかのような記憶みたいなのができます.ある種の恐怖体験ですね.

でもこの状態になってしまえば,面接本番でも困りません.偽りですが情景が思い浮かぶので,どんな質問がきてもなぜか答えられるのです.

面接官もまさかあなたが堂々と話すエピソードが9割盛られているとは思いもしないでしょう.

面接で盛りを塗り固めると,それは真実になるのです.

まとめ

引きこもり陰キャ童貞の私でも,就活無双するためにいろいろと頑張っていました.特にエピソードトークを盛りまくり,1の話を10にする作業とかね.

ただ,就活が面白いほどうまくいっていた原因がすべて私の努力によるものだとは思っていません.いろんな偶然が重なったのもとても大きいです.しかし,私にとっては偶然だったものの,あらかじめ知っておけば事前にそれを選択できるものも少なくなかったのも事実.どんなラッキーがあったかは次の記事で書きます.

良い会社に入りたいという野望があり,就活に本気で取り組む覚悟ができている人は,本記事や次の記事をぜひ参考にしてみてください.

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