車なし生活

ワイが車を買わない本当の理由は「地元に帰りたい気持ちを見失わないため」だった

このブログでは、私が車を買わない理由をなんだかんだと述べてきました。

お金が惜しいという理由を筆頭に、それらしい理由をつけて車を買わないことを正当化してきたわけです。いずれも間違いではないのですが、もっと根源的な理由が私の心の奥に眠っているのを発見しました。

私は田舎での一人暮らし3年目を迎えて車を持っていませんが、持っていたらゼッタイ便利だということにはさすがに気付いてます。生活の満足度も高くなるでしょう。

でもね、それがイヤなんです。

なぜなら、車を買って現状の生活に満足してしまうと、地元に帰りたい気持ちが弱くなってしまいそうだから。

そもそも、私は今の仕事や住んでいる土地が嫌いなのです。気心知れた幼馴染がいて大切な家族がいてそれなりに栄えている、生まれ育った街に帰りたいんです。

ここで大事なのが、仕事や土地がイヤだから帰りたいのではなく、帰りたいから仕事や土地がイヤなのだということ。つまり、地元から離れた場所で働いている以上、どんな仕事や土地でも好きになれないと思われます。

本能的に地元に帰りたい

ここで、「車を買ったら帰りたい気持ちもなくなるのでは?」とモノ申したい方もいることでしょう。

それはごもっともなご指摘ですが、私に限ってはまずないでしょう。直観でそう思います。

ミニマリストとしてモノを手放しまくり、自分にとって本当に価値のあることに気づきやすくなった今の私が言うのですから、この直感はほぼほぼ正しい自信があります。

おそらく、本能レベルで帰りたいんです。帰巣本能が強いというか、新しい環境に適応できないタイプというか。気の持ちようや生活の満足度によってこの帰巣本能が鎮まる気は全くしません。他の感情で覆い隠そうとしても、絶対に消えることはない気がします。

車を買うことで、現状に妥協しそうなのがイヤ

仮に今のこの状況で、車を買うとしましょう。

遠方までラクに移動できるなど、生活の満足度は全体的に向上することは間違いありません。すると、「今の生活でも別に問題ないじゃん」と妥協しやすくなりますよね。

これは大変マズい。私の心の深くにある「実家のある地元に帰りたい」という一番デカい願望が見えにくくなってしまいますから。

人間はある程度安定した生活を手に入れると、あえてリスクを取る選択をしにくくなると言います。私も、そこそこ快適な生活に浸かってしまうことで、帰りたいという真の願望を見失い、現状に甘んじてしまうのが怖いんです。

毎日ほどほどに楽しく生活することでこの気持ちにフタをしてしまうと、たぶん違和感をずっと抱えながら生きていくことになるんですよね。たとえ今の土地で結婚して子供が生まれて幸せな家庭を築いたとしても、心の奥では何か引っかかっているみたいな感じになりそう。それくらい、地元に帰りたい欲は私の根源的な欲求です。

ハングリーで居続けたい

今の仕事や土地をかなぐり捨ててでも地元に帰りたい。その気持ちを忘れないためには、そこそこの満足感がある状態に身を置きたくない。だから車を買いたくない。もっと言うと、現状に満足したくないがために食事の回数や量を減らしたり、ミニマリストを目指して所有するモノの数を減らしているのかもしれません。

地元に帰りたいという気持ちを忘れないよう、これからもいろんな方面からアプローチしてハングリーで居続けたいと思います。

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