投資に興味があるけど、損をするのは絶対にイヤだ。確実に儲かる方法はないの?
こんな疑問にお答えします。
こんにちは.20代で投資で1000万円貯めたそうのじです.
株式投資に興味はあっても,始められない人がとても多いです.理由は,
「損したくないから」
でしょう.
あなただけでなく人は皆,お金が減っていくことに耐えられないのです.
しかし,過去70年の統計を読み解くと,100%利益を出せる投資法があります.
それが,「分散投資&長期保有」.
本記事では,「分散投資&長期保有」で100%資産が増えることを示す1つのグラフを紹介します.
こんな悩みに答えます.
こんな人に読んでほしい
・最も勝率が高い投資手法を知りたい
・実績のある投資手法を知りたい
・株で損したくない
「分散投資&長期保有」で100%資産が増えることを示す1つのグラフ
投資嫌いの私との出会い
以前の私も,投資なんて言語道断だと思っていました.
「せっかくためたお金をみすみす減らしたくない.
お金が減るリスクを負うくらいなら,銀行に預金しておいた方がマシ」
とハナから投資を拒否していたのです.
宝くじや競馬,パチンコなどのギャンブルと完全に同列に見ていました.
しかしある本との出会いで,投資に対する考え方が一気に変わります.
次第に投資への警戒感が薄れ,少しずつ知識を集めていた時のこと.
「ウォール街のランダム・ウォーカー(著:バートン・マルキール)」という投資の本を読んだとき,1つのグラフに目を奪われました.
そのグラフによると,
「分散投資&長期保有」を実行すれば,数十年後のリターンは必ずプラスになっている
というのです.
それを示すグラフがこちら.
グラフの見方
グラフの見方を説明します.
このグラフは,広く分散された株式ポートフォリオにおける,保有年数と期待リターンを表しています.
横軸が株式ポートフォリオの保有年数,縦軸が期待リターンです.
それだけでは何のことかわかんないよ
分かりやすく解説しますので、ご安心を!
例として1年目を見てみましょう.
保有年数が1年の場合,リターンは上半分が52.6%,下半分が-37.0%となっています.
これは,
1950年から2017年の間のどこかで株式ポートフォリオを保有し始めた場合、
1年後の期待リターンが52.6%から-37.0%の間に収まる
ことを示しています.
年によっては1年後に資産が1.5倍になっていることもあれば,1/3も減ってしまうこともあるのです.
増えればいいけど、減る可能性もあるならやっぱり抵抗あるなあ。。。
待って!長期投資の真骨頂はここからです。
確かに保有期間が1年だと,リターンはプラスにもマイナスにもなり得ます.
しかしこのグラフが本当に伝えたいことは,そんなしみったれた話ではありません.
一番注目すべきポイントは,
数十年単位で長期投資した場合のリターンです.
保有期間25年の場合のリターンを見てみましょう.
最大で17.3%,最小で5.9%となっています.
この衝撃を理解していただけたでしょうか.
この結果が示すのは,最もリターンが小さい場合でもプラスだということ.
つまり,
「25年間保有すれば絶対にリターンがプラスになっていた.」
ということです.
この方法で投資していれば、100%儲かっていたことになります。
保有年数が5~20年の場合も観てみましょう.
保有年数が5年,10年のうちは,リターンがマイナスになるケースもわずかながら見られます.
しかし15年以上保有していれば,リターンは必ずプラスになっていたことが読み取れます.
さらに全体の傾向も見てみましょう.
保有年数が短いうちはリターンのばらつきが大きいものの,保有年数が長くなるにつれてリターンのばらつきは小さくなっていき,最終的にはおよそ6%~18%に収束しています.
つまりこのグラフからは,以下のことが言えます.
投資対象を分散して長期で保有すれば、確実にリターンがプラスになる
これだけでお金が増えるなら、ぼくにもできそう!
あとは向こう数十年、何が起きても株を手放さない覚悟だけです!
最後に注意点です.
これは過去70年ほどの統計結果であり,今後も同じような結果が得られるとは限りません.
分散の利いたポートフォリオを組めば株の値動きは市場全体と連動するため,経済が将来停滞した場合は長期投資によってリターンがプラスになるとは必ずしも言えません.
しかし,世界経済が過去と同じように成長していく可能性は非常に高いです.
あらゆる分野で新技術・新製品はどんどん出てきていますし,世界人口も増加の一途をたどっているためです.
「分散投資&長期保有」は,これからも有効な投資手法として君臨し続けるでしょう.
私の実績は?
これだけ 「分散投資&長期保有」 の魅力を力説しているくらいなので,当然私も実行しています.
現在,S&P500というアメリカ市場に連動する指数に投資しており,分散を利かせています.
ただ,投資歴は2年足らずで,
長期投資の結果はまだまだ判断できません.
数十年後に振り返り,本当にプラスのリターンになっているのか答え合わせをしますね.
20年ほどお待ちを!
まとめ:「分散投資&長期保有」は投資の最適解
本記事の内容をまとめます.
分散投資をして長期で保有すれば、確実にリターンがプラスになる
逆に言うと,「株式投資で大損をこいた」という人たちは,この投資手法とは別の方法で投資をしていたのでしょう.
「何十年もゆっくりと待つなんて無理.長期と言わず短期で儲けたい!」とFXや先物取引といったギャンブル性の高い投資に挑み,敗れた人たちなのです.
逆に,
- 感情を抑えて理性的に考える力
- 長期間待つことのできる辛抱強さ
の両方を兼ね備えた人にとっては,
今回紹介した「分散投資&長期保有」はうってつけの資産運用方法になるでしょう.
ぜひ 「分散投資&長期保有」 を始め,資産運用の味方にしてくださいね!