なぜか冷凍庫のアイスが溶けてるんだけど、原因はなに?
こんな疑問にお答えします。
この記事を書いた人
- 一人暮らし7年目
- 毎日冷凍庫からアイスを取り出して食べる
冷凍庫のアイスが溶ける原因
Q. アイスだけが溶けるなんてありえるのか? → A. YES
我が家の場合、冷凍庫の中ではアイスだけが溶けていて、隣に並んでいる豚のバラ肉はしっかり凍っています。
ということは、豚肉は凍るけどアイスが凍るほど温度が低くないということになりますね。
冷凍庫の室温が十分下がりきっていないのが、アイスが溶けている原因のようです。
ちなみに
アイスの融点:-18℃
アイスだけが溶ける原因4つ
それではアイスが溶ける原因としては、以下が考えられます。
アイスが溶ける原因
- アイスの隣に温度が高いものを置いた
- ドアの入り口の近くに置いている
- ドアがちゃんと閉まっていない
- 冷気口がふさがれている
- 温度調節をしていない
- 冷凍庫を置いている部屋の室温が高い
- 冷蔵庫の故障
一つずつ解説していきます。
①アイスの隣に温度が高いものを置いた
アイスの隣にアイスよりも温度が高いものを置くと、アイスに熱が伝わって溶けてしまう
ことが考えられます。
例えば、炊いたお米を冷凍保存することがありますよね。このときまだ冷めていないお米をアイスの隣に置くと、アイスが溶けてしまいます。
この場合、お米が凍るまで時間が経てばアイスも再び凍っていきます。
たしかに温かい食品をアイスの近くに置いてたな
と心当たりがある人は、少し時間をおいてからアイスが固まっているか再度確認してみてください。
② ドアの入り口の近くに置いている
ドアの入り口の近くとは、
- 引き出しの手前側
- ドアポケット
など、外気との距離が近くなる位置のことです。
ドアの入り口に置くと、
外気と接しやすく、温度が上がりやすい
ためです。
特に、冷凍庫を頻繁に開けたり閉めたりしていると、冷気が外に逃げてしまうのでアイスがしっかり凍りにくくなります。
アイスを手前に置いている方は、奥の方に移動させると溶けにくくなるかもしれません。。
③ ドアがちゃんと閉まっていない
ドアがちゃんと閉まっていない場合も、冷気が外に逃げていくためアイスは溶けてしまいます。
そんな基本的なこと、もちろんチェック済みだよ
と思うかもしれませんが、最後までちゃんと閉まっていないことは意外とあり得ます。
例えば、
- 勢いよく閉めたが、ちょうど食品が挟まっている
- 扉の口が劣化して変形し、工夫しないとしっかり閉まらない
とか。
いまいちど、ドアがちゃんと閉まっているか確認しておきましょう。
④ 冷気口がふさがれている(詰め込みすぎ)
冷気口の近くにモノを置いていると、アイスが溶けてしまう可能性があります。
なぜなら、冷気口から出てくる冷気の循環を止めてしまい、室内の温度が下がりきらない可能性があるからです。
特に、冷凍庫の中にパンパンに食品を詰め込んでいると、冷気口を防ぎやすくなります。
また、詰め込みすぎにはほかにもデメリットがあり、
詰め込みすぎのデメリット
- モノが多いとすべてを冷やすのに時間がかかる
- 探す時間が増えて冷凍庫を開ける時間が長くなる
といったことが起きてしまいます。
冷気口から冷たい空気が出ているかを判断するのは難しいので、できるだけ冷凍庫に詰め込みすぎないように注意しておきたいですね。
⑤ 温度調節をしていない
冷凍庫の室温を調整していないと、室温が適切な温度になりません。
温度調節の方法は冷蔵庫の使用によって異なります。
私が使っている冷凍庫のケースでは、冷蔵室に「冷凍室温度調節」ができるつまみがありました。
なお、冬期と通常の設定の違いは、電気料金にあります。
「冬期」と「通常」の違い
- 「冬期」:電気代が高い
- 「通常」:電気代が安い
両者の差がなぜ生まれるかを簡単に説明すると、
冬は冷凍庫を置いている部屋の室温が低くなるため、冷凍室が頑張って温度を下げる必要がなくなって省エネモードになる。
そこを頑張って冷やしてもらうために「冬期」モードにして冷凍室にムチを入れる。
というイメージです。
なので例えば、冬なのに「通常」モードにしていると冷凍室は温度を下げるのをサボるので、アイスが溶けてしまうことにつながります。そこで「冬期」モードに切り替えて強制的に働かせると、アイスも溶けなくなるはずです。
ただし1年を通して「冬期」にしていると電気代がムダにかかるので、季節ごとに切り替えるのが良いでしょう。
⑥ 冷凍庫を置いている部屋の室温が高い
冷凍庫を置いている部屋、例えばキッチンの室温が高いときも、冷凍室のアイスが溶ける可能性があります。
理由は、
冷凍庫が外気で温められてしまい、内部まで熱が伝わるから
です。
これは私の体験談なのですが、体が溶けそうな真夏の猛暑日には、アイスが柔らかくなっている傾向がありました。アイスが入っている冷凍庫は、気温40°弱の全く冷房がついていないキッチンに置いているので、その熱で冷凍室の温度が上がっていたようです。
この冷蔵庫は安物なので、外気をシャットアウトする断熱性能がショボかった可能性があります。
わが家のアイスも、夏の暑い日に溶けてるかもしれないな。。。
と思った方は、対策が2つあります。
対策
- 冷凍室を置いている部屋を冷やす
- 断熱性能の高い冷凍庫に替える
まずは冷凍室を置いている部屋を冷やすこと。キッチンの扉を開けて、エアコンの冷風がキッチンにまで流れるようにすれば、エアコンが暖められて中のアイスが溶ける可能性も小さくなります。
ただこの対策ではどうしても電気代がかかってしまいます。
どうせ追加の出費をするなら、断熱性能の高い冷凍庫に替えるのも有効でしょう。
「冷蔵庫を買い替えるコストよりも、アイスが溶けないことの方が大事」説ありますからね
⑦ 冷凍庫の故障
単純に冷凍庫が壊れているかもしれません。
経年劣化で冷却能力が落ちてくることも、考えられなくはないですからね。
保証期間内ならメーカーに相談してみましょう。
保証期間を過ぎていてかなり長いこと使っている冷凍庫だったら、買い替え時かもしれません。
最新の冷凍庫ほど、
- サイズのわりに収納スペースが広い
- 消費電力が安い
- スタイリッシュ
なので、買い替えもアリです。
まとめ
本記事では、冷凍庫のアイスだけが溶ける7つの理由を紹介しました。
一つずつ当てはまるものがないか調べていただき、原因を突き止められたらぜひご連絡ください。私の充足感が上がると思うので。
このブログでは、ほかにも一人暮らしに役立つ情報を発信していきます。
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