貯金したいけど、ムダ遣いしてないか心配だなあ
買わないほうが貯金がはかどるモノが知りたいなあ
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
買って後悔したもの7選
買ったら貯金できないモノ
この記事の著者について
- 節約と貯金が趣味のサラリーマン
- 20代で1000万円を貯金
- お金の勉強のために、FP(ファイナンシャルプランナー)3級、簿記3級を取得
買って後悔したもの7選
前提
ここで紹介するのモノたちはいずれも、私が買って後悔したものたちです。
「誰も買うなよ!」と言っているわけではありませんし、持っている人を非難したり憐れんだりする意図は全くありません。
人によってライフスタイルや趣味は違うので、私が紹介したものがあなたの人生を豊かにする可能性もあります。
自分の価値観と比べながら読んでもらい、1つでも参考になる考え方が見つかれば幸いです。
また、損失額が小さい順から紹介していきます。
最後に近づくほど多くのお金をムダにしてきているので、最後の方ほど役に立つ内容かと思います。
①激安中華製ガジェット
アマゾンで電化製品を探しているときに、不自然なほど安い商品が並んでいるのを見たことがありませんか?
私はああいった商品を2度購入し、2回とも後悔しています。
激安中華製ガジェットをオススメできない理由は、
すぐに壊れ、結局それなりの値段の商品を買い直すことになるから
です。
私はアマゾンの激安中華製ガジェットとして
- ワイヤレスイヤホン
- ロードバイク用サイクルコンピューター
を買ったことがあります。
どちらもはじめは問題なく使えていたのですが、10回ほど使ったころから、Bluetoothを感知しなかったり電源が付かなかったりして、どちらも完全に使用不能に。ただのゴミとなりました。
結局別の商品を買うことになるのですが、そうなると初めに買った商品はただのムダ遣いですよね。
お得だと思ってても、結局損しているわけです
特に電子機器は、機能や丈夫さが目で見てもわかりにくく値段で判断しやすいですが、
安物買いの銭失い
になりやすいことを覚えておいてください。
もちろんハズレではない中華製品もあると思いますが、リスクが大きいです。
ほかのブロガーやSNSの話を聞いても、多くの人が中華製ガジェットを購入したことを後悔しているようですよ。
最初からそれなりのお金を払って安心できる商品を買ったほうが、イヤな気持にもなりませんしお財布にも優しいです。
日本製で不良品をつかんだことはないので、電子機器は全部日本製でそろえるのが良さそうです
② 筋トレグッズ
家庭用の筋トレグッズも買わなくてよかったなと後悔しています。
筋トレグッズとは、例えば
- プッシュアップバー(腕立て伏せ用)
- アブローラー(腹筋用)
- 鉄アレイ
などですね。ヨガマットやバランスボールなどの健康器具も含みます。
これらを買って後悔した理由は、
すぐ筋トレに飽きて使わなくなるから
です。
大学生のころの私は、
今回こそ本気で筋トレしよう!
と決心したときに、
- ワンダーコア(腹筋用)
- プッシュアップバー(腕立て伏せ用)
でした。
2週間くらいは頑張って筋トレするんですけど、それ以降は自然に元の生活に戻っていきます。どちらのアイテムも合計10回も使わなかったので、捨ててしまいました。
自分が悪いとはいえ、1万円をドブに捨てたような気持ちでした。
いーや、僕は絶対に筋トレを続けられる!
という自信がある人も、最初は道具を使わない筋トレから始めてください。
すぐにモチベーションがなくなるなんてほんとによくある話なので、1ヶ月くらい自重筋トレでモチベーションが続くか観察しするのが良いでしょう。
一時のモチベーションだけで筋トレを続けるのは、非常に難しいです。
筋トレグッズの購入は冷静に吟味してください。
③ タブレット
iPadなどのタブレットも、ほとんどの人にとって必要ないと思います。
理由は簡単で、
中途半端だから
です。
立ち位置がスマホとパソコンの中間に位置するのですが、タブレットでしかできないことがなく、スマホとパソコンがあればタブレットの出番はないのです。
基本的にタブレットでできることと言えば、
- 動画を見る
- ネットサーフィン
- ゲーム
あたりだと思います。
しかしいずれも、スマホとパソコンでもできます。
スマホとパソコンの主な違いは、
スマホ:持ち運びがラクで、作業場所を選ばない
パソコン:性能が高く、ネット関係や文書作成などなんでもできる
といったところでしょう。
スマホとパソコンとでできることに大きな違いはありませんが、能力とポータビリティでうまくすみわけできており、この2つがあればあなたのやりたいことはすべてできてしまいます。
ここにタブレットが入ってきても、タブレットならではのメリットがないのです。
私は賃貸アパートのネット回線契約の際に、店員さんに勧められるがままタブレットを購入しました。確かにあったら便利なのかもなと思っていましたが、数回ほどしか使ったことがありません。その数回も、タブレットのメリットを知るために試しに触ってみた程度で、タブレットにはメリットがないと確信してからは全く使わなくなりました。
もちろんタブレットを有効活用している人はいて、
- 子供に動画を見せる
- 料理中にレシピを確認する
- ヨガの動画を見ながら実践する
といったことをするなら、確かに持ち運びができて画面が大きいタブレットが役に立つのでしょう。
しかしほとんどの人にとって、タブレットは「帯に短したすきに長し」な存在になると思います。
持ってたらオシャレな気がしますが、実用性は低い気がします
④ 収納
収納とは、
- 衣装ケース
- 本棚
- ラック
- 突っ張り棒
収納もいろいろ買いましたが、結局ほとんど処分しました。
なぜ収納が不要だったかというと、
収納が多いとモノが増えて疲れるから
です。
人間には、空間があるとモノを詰めたくなる習性があります。
あなたも、本棚や衣装ケースのスペースが開いていると、新しい本や服を買ってスペースを埋めたくなりませんか?
私を含む多くの人は、モノが多いほど疲れてしまいます。
- 視界に入る情報が多く、注意が散漫になる
- 掃除・管理が手間
- 置き場所を把握できず、探し物が増える
- 使っていないモノを目にした際に、罪悪感や後悔がよぎる
といった理由からです。
収納があるとそれに合わせてモノが増えてしまいがちです。
そしてモノが多いことに疲弊してストレスを感じ、別のモノを買ってストレスを和らげようとする。。。
という負のスパイラルに入りかねません。
以前の私も衣装ケースや部屋着を入れるための収納ボックスをガンガン買っていましたが、のちに可能な限り捨てました。同時に服も大量に捨てたところ、身も心も軽くなってストレスも減りました。
収納はあなたの味方のような顔をしていますが、我々の知らないところで心身をむしばんできます。
私自身、収納とその中身を減らしたことで、仕事や日常のストレスがかなり減ったと感じています。
ミニマリストのライフスタイルは、実はとても合理的です
-
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⑤ マンガ
マンガも買わなきゃよかったなーと反省しています。
理由は4つあって、
- 処分しにくい
- 場所をとる
- 1度集め始めたら完結するまで買わないといけない気がする
- 紙媒体でなくても読める
ためです。
まず、マンガって処分しにくくないですか?
マンガを読んでいる私も、作中のキャラクターと一緒に冒険し、喜怒哀楽をともにしているわけで、絆が生まれてしまっているわけです。
捨てづらさハンパない。というか、ジャマなのに捨てようという発想にすら湧いてきません。
そして場所の取り方が尋常ではありません。
マンガはだいたい、完結まで数十冊かかっています。
それを何タイトルも集めてたら、マンガだけで部屋がパンパンです。
私の実家の部屋は、壁の前の本棚にマンガがずらーっと並んでいます。視線より高い位置に並んでたりすることもあり、漫画からの圧迫感がかなりあります。
しかも、1度集め始めたら、最後まで集めたくなるじゃないですか。
途中から展開がつまらなくなっても、サンクコスト効果で意地でも最後まで集めたくなるっていう蟻地獄。
誰も幸せにならないムダ遣いだったなあ。。。
サンクコスト効果:それまでの投資が損になっていても、今さら撤退できないという理由でズルズル損失を拡大すること
今なの時代ならコミックを買わなくても、
- 電子書籍
- マンガアプリ
- ネットカフェ
でお手軽にマンガを読めます。
どうせ1度読んだらもう読まないマンガばっかりなのに、本屋で買ってきて家で保管してまた処分するというのは、労力的にも割に合っていません。
例えばebookJapanなら、80万冊以上のマンガを読めます。もうこれでええやん。
私が持っているマンガは、スラムダンク以外はいつか捨てたいと思っています。
スラムダンクは、代々受け継がせて家宝にします
⑥ 会社の飲み会
会社の飲み会も、「行かなきゃよかったわ。。。」と何回後悔したことか。
理由は、
お金も時間ももったいないから
です。
一度の飲み会で3000~5000円の費用がかかります。二次会以降も参加するとなるともっとお金が飛んでいきます。
しかも、参加メンバーはほぼ全員が年上で、一緒に仕事をしている人たちです。
腹を割って仲良く話せる飲み会になるわけがない。
そのグループ内の最年長者の苦労自慢やありがたくないアドバイスを、「すごいですね!」とおだてながら聞くだけという生き地獄。
社会人の付き合いの飲み会はこんなもんだという噂は聞いていましたが、本当にこんなにつまらなくて不快なのかとびっくりしたほどです。
日本の悪習ですよ
会社飲み会のデメリット
- お金が飛んでいく
- 時間がもったいない
- 不快な気分になる
- そのうえ、飲み会に参加したからと言って、翌日以降の仕事に何も活きない
お金と時間と心を捨ててましたねえ
もちろん、すべての飲み会に価値がないとは思いません。
私も参加してよかったと心から思える会社の飲み会も何度もありました。
参加するかしないかの判断は、
参加メンバーが楽しい人たちかどうか
です。
「この人たちと飲んだら楽しそうだな」と思ったら、その飲み会はまず楽しい。
楽しそうだという確信が持てなければ、後悔する飲み会になるでしょう。
ちなみに私の経験上、「ぜひ参加したい」と思えるようなメンバーでの飲み会は、先輩たちがおごってくれる可能性が高い。逆に、微妙なメンバーとか付き合いだけの飲み会は、しっかり自腹で払わされます。おごってもらえそうかで参加を決めるのはズルいですが、楽しくなさそうな飲み会はほんとに止めた方が良いです。
⑦ 服
ここで紹介する「服」には、
- 服
- アクセサリー
- 靴
- バッグ
など、オシャレに見せるためのアイテム全般が含まれていると考えてください。
服はについては本当にもったいなかったと今でも震えます。
なぜなら服は、
いくら買っても永遠に満たされないから
です。
オシャレになりたかった大学生のころの私は、ファッション雑誌を定期購読したり暇さえあれば百貨店に行ったりして、常に服を探していました。
これはおしゃれだ!と感じたものは即購入し、貧しい大学生ながら月1万円以上を服の購入に充てていました。
しかし、どれだけ服を買っても満足できないんですよね。
新しい服を買っても、3日も経つとすぐ別の服が欲しくなる。
それでもその状態が異常だと気づかず、服を買うためだけにバイトしているような大学時代でした。
あとで知ったのですが、服などの消費財は物欲に制限がないのです。なぜなら、
消費財は他人と比較しやすく、競争の道具になり、どんどんグレードの高いものが欲しくなるから
です。
この言葉は服の餓鬼と化していた私にもストンと腹落ちしました。
その後服を大量に捨て、同時にミニマリスト的な生活を始めました。
運命的な出会いでしたねえ
大学生だったころと比べて持っている服は1/3以下になりましたが、不自由や不幸を感じることは全くありません。
それどころか解放感があり、当時よりもはるかに心が軽くなっています。
服やオシャレは本当に難しく、本当に自分が好きなものを見つけるまでにはいろんな服を買って失敗するという経験が欠かせないとも思います。
ただ、自分の価値観で選ばない限り、あとで後悔する出費がどんどん膨れていきます。
このことだけでも頭の片隅に置いておいてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、倹約家が買って損した買い物7選を紹介しました。
もしあなたも共感するところがあれば、これらのモノの購入には注意を払ったほうが良いでしょう。
また、気づかないうちにあなたの財布から大金を盗んでいくモノも存在します。
これらを持っていると貯金が全然進まなくなってしまうので、そういった商品からもできるだけ離れてください。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
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【貧乏になる】買ったら貯金できないもの10選
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これからも一緒に貯金を頑張っていきましょう!