車なし生活

【決定版】「田舎×車なし」生活の超実践的ロードマップ【7ステップ】

新生活を始める人「貯金したいから車があんまり欲しくないけど、どうやったら車を持たずに田舎で生活できるんだろう?車なしの生活ができる具体的な方法を知りたい...。」

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

・車なし生活を実践するためのロードマップがわかる
・車なしでも生活の質を下げないコツがわかる

自動車メーカーのエンジニアとして田舎で働いている僕ですが、車を持っていません。

新卒配属とともに田舎の生活が始まり、今に至るまで車なし生活を続けて、4年が過ぎました。

>>参考:田舎暮らしの自動車会社勤務ワイが車を買わない3つのワケ

田舎でも、意外と車を持たずに生活できることに気づきました。

そこで今回は「「田舎×車なし」生活の実践的ロードマップ」をとてもわかり易く解説しようと思います。

車もバイクも持たずに自転車だけでクソ田舎で4年間過ごしてきた当事者の視点なので、わりと説得力はあると思います。「車がなくても生活できる方法を知りたい」って方は、ぜひ記事をご覧ください。

車なし生活を実践するためのロードマップ

以下の通りです。

・手順①:将来のプランを立てる

・手順②:ミニマリズムを学ぶ

・手順③:体づくりをする

・手順④:アパートを借りる

・手順⑤:自転車を買う

・手順⑥:周りに宣言する

・手順⑦:趣味を見つける

手順①~⑦の順番に解説します。

なお、絶対に覚えておいて欲しいことは、アパート選びが命ということ。
手順で言うと④が最重要でして、その他は適当でもOKです。

「もっといろいろ見たい!早く決めたい!」という気持ちは捨てましょう。アパートさえ正しく選べたら、車なし生活は9割完了といっても過言じゃないです。

それではさっそく解説しますね。

手順①:将来のプランを立てる

まずは将来のプランを立てましょう。
割と重要なポイントです。

ここでの将来のプランとは、

・ライフプラン:結婚や育児、転職や退職などの人生における節目の計画

・キャリアプラン:就職や転職、異動など、仕事や働き方の将来的な計画

のことを言います。

「将来お金が必要になるか」を確認

「今後も独身でいたいのか、結婚したいのか」、「結婚するなら何歳で子供は何人欲しいか」だとか、
「ずっと今の仕事を続けるのか、数年後に転職するのか」
くらいは考えておきたいところ。

なぜ将来の計画を立てるのが大事かというと、車なし生活が自分に向いているかを確かめるためです。

たとえば、将来結婚もせず子供も持たないということなら、お金がかかるイベントが少なくなります。若いうちから本格的にお金を貯める必要はなさそうですよね。
逆に、結婚して子供は3人欲しいというのならそこそこのお金がかかるので、早くから貯金するのは賢い判断でしょう。

まずは将来の計画を描いてみてください。

手順②:ミニマリズムを学ぶ

ミニマリズムを学んでみてください。

というのも、ミニマリズムの考え方をインストールできれば、お金を使わない生活が一気にラクになるからです。
ミニマリズムに共感できればもうけものということですねw

ミニマリストでない人は貯金が苦痛かもしれませんが、ミニマリズムの価値観が身につけば逆にお金を使わないことが嬉しくなります。

私もミニマリストの影響を受けてしまった人間の一人ですが、生活の質を落とさずに貯金のペースがモリモリ上がっていることを感じています。

だんだんとモノを持たないライフスタイルが浸透してきている感もありますし、世界観を広げるためにも一度ミニマリズムを学ぶといいですよ。

下記に参考記事と書籍をまとめておきます。

手順③:体づくりをする

体づくりもしておきましょう。

車を使わない生活は、歩いたり自転車をこいだりといった行動が基本なので、ある程度の体力があるとラクです。

「自転車や徒歩移動ばかりになったら自然に痩せるのでは?」という意見ももっともですが、
スタート時に太っていると車なし生活がキツく感じて挫折するかも。

ある程度の体づくりはしておくのがオススメ。

手順④:アパートを借りる

アパート選びで下記3点を明確化しましょう。
ここに1ヶ月をかけても良いレベルで大切です。

・① 立地の利便性:会社やスーパーの近くに住み、移動時間を最短にする

・② 賃料の安さ:家賃・共益費等などの賃料の安さが正義

・③ 設備の充足度:物件に求める「必須要件」を整理し、必須要件を満たす最低限の物件を選ぶ

私の現在住んでいる物件を具体例にして解説します。

そうのじが現在の部屋探しをしていた際の条件

① 立地の利便性:会社やスーパーの近くに住み、移動時間を最短にする
職場までの距離:3km以内
スーパーまでの距離:5km以内

② 賃料の安さ:家賃・共益費等などの賃料の安さが正義
家賃:30,000円以内
共益費:0円

③ 設備の充足度:物件に求める「must要件」を整理し、必須要件を満たす最低限の物件を選ぶ
【must要件】
・バストイレ別
・1K
・鉄筋 or RC
・南向き
・フローリング

ここまで固まれば部屋探しは8割完了です。
立地の悪さや家賃の高さで後悔する人は大抵ここで失敗しています。実際に生活している姿をイメージしつつ、自分なりの理想の物件の条件を考えましょう。

また、ポイントとしては『②:賃料の安さ』の部分。
立地や設備で良い条件を求めるほど、賃料も同時に上がっていきます。

譲れる条件はできるだけ最小限・ギリギリにして、その条件を満たす物件が3~4個に絞られるような家賃をターゲットにするのがオススメです。

手順⑤:自転車を買う

住む物件を決めたら自転車を買いましょう。

通勤や買い物など、メインの移動手段として大活躍することになります。

自転車といっても様々な種類がありますが、基本的にはクロスバイクをオススメします。
ロードバイクもアリなんですが、住宅街を走るには向いていないんですよね...。

詳細は通勤におススメの自転車は?選ぶ際のポイントを4つ解説!【田舎車なし生活】を見てみてください。

自転車選びのポイント

自転車選びのポイントは、ケチらないこと。

値段が高いほどグレードが高いことが多いんですが、ここで出費をケチって安い自転車を買ってしまうと、長い目で見て損します。
安物はすぐに傷んだり壊れたりして、悪くなりやすいからです。

私が3万円で安く買ったクロスバイクも、使って1年できしみ始めてスピードが出なくなり、走っていても他のクロスバイクにごぼう抜きされます笑

毎日使うものですし、自転車のモチベが下がったら乗るのも苦痛ですよね。

あまり安いものは買わないようにし、機能性と信頼性に優れた自転車を選ぶとよいです。

手順⑥:周りに公表する

ここまで書いたらもう特にやることないかな、、、あとはオマケですw(適当すぎ)。とはいえ、手順①~⑤が完全なキモなので、ここからはサクッと解説していきますね。

車を持っていないこと、自転車中心で生活していることを周りの人に言いましょう。
自ら言うことで、面白がってくれる人、支えてくれる人が現れるからです。

公表テンプレート

・車なし生活:初期(0~3か月)
「どんな車がいいかな~って考えてます!」

・車なし生活:過渡期(3~6か月)
「必要になるタイミングを見計らって買うことにします。」

・車なし生活:安定期(6か月~)
「車無くても困ってないので、まだいらないっすw」

確実に話のネタになりますし、一緒にどこかに行くとなった場合「乗ってく?」と声をかけてもらえることも多いです。(乗せてもらったらお礼はします。)
逆に言わずに隠していると、発覚したときに変に勘繰られてイヤな思いをするかも。

車なしで生活していることを積極的に公表しちゃってください。

面白くリアクションするなら、「車買った?」に対するユニークな切り返し3つが参考になるはず。

手順⑦:趣味を見つける

趣味も早めに見つけちゃいましょう。

理由は、田舎にいると車が無いと何もできないような気がして焦ってしまうから。
「え、車ないとなんもできないじゃん、、、」と思う恐れがあります。

実際はそんなことなく、家でできるとか自転車で移動すればできてしまう趣味ばかりです。

※車が無いとできない趣味が気になる方は、【実録】車がないとできない/難しい趣味【田舎の車なし生活】を読んでみてください。

できる趣味としてどんなものが具体的にあるかというと、

・読書

・ゲーム

・YouTube

・スポーツ

・料理

・ネット副業

とか割となんでもあります。

「車が無くても楽しみを諦める必要はない」ことに気づけば、車なし生活を迷いなく実践し続けられるでしょう。

早めに趣味を見つけてください。

車なしでも生活の質を下げないコツ

ずばり、過剰な節約はしないことです。

つい張り切って冷暖房を使わなかったりもやしばかり食べたりしたくなるかもですが、節約できる金額以上に心身が疲弊するのでむしろマイナス。
車を持たないだけでもすごいペースで貯金できます。

車なしで3年間過ごした結果【僕の実例】

結論からいうと、貯金が1,000万円増え、彼女もでき、結婚を見据えて同棲の準備をしているところ。

エグいほどお金は貯まるし、気の合うカワイイ彼女もできたので、車買わなくて正解だったなぁと...。

最重要ポイントは『合理化』です

節約しつつも、常に効果を考えましょう。その際に必須なスキルが合理化です。

合理性=労力に対するリターンの大きさ

苦労や我慢に対して得られるリターンが見合っているかということ。
苦しい思いをしても数十円しか節約効果がないのなら損しています。その逆も成り立ちまして、合理的に考えられれば、ほとんど変化がないのに数万円浮いて、苦労することなくお金が貯まっていきます。

車は特にその傾向が強く、絶対に持たないほうが良いタイプの人もたくさんいます。

「節約効果は苦労に対して見合っているか」という観点は、常に意識してみてください。

田舎の車なし生活はムリじゃない

以上、長々と解説してきましたが、田舎での車なし生活はできます。

僕以外にも、車を持たずに生活している同僚もいますから。趣味仲間の知り合いにもいるらしく、そこまでレアでもなさそうです。

案ずるより産むがやすし。車を買わずに1週間くらい試すといいですよ。

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