貯金

お金が貯まらない人の財布に入っているモノ5選

最近財布の中が汚くなってきたなあ。そういえば、お金の貯まらない人たちって財布の中身が散らかっているイメージがあるけど、財布と貯金ってなにか関係があるのかな?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • お金が貯まらない人の財布に入っているモノ5選
  • お金が貯まらない財布を使っている人たちの共通点
  • お金が貯まる財布とは?

この記事の著者について

  • 節約と貯金が趣味のサラリーマン
  • 20代で1000万円を貯金
  • お金の勉強のために、FP(ファイナンシャルプランナー)3級、簿記3級を取得

お金が貯まらない人の財布に入っているモノ5選

前提:財布はお金を入れるただの入れ物ではない

財布なんてただの入れ物でしょ?財布の中身とお金が貯まるかは関係ないよ

という人ほど、財布が汚い傾向にあります

そうのじ

一見すると、財布と貯金には何の関係もないように見えますが、大いに関係があると思っています。

なぜなら、財布はその人のお金に対する考え方を映すからです。

あなたの周りにも、財布がパンパンだったり中身が散らかっている人がいるかと思います。

そういう人はどちらかというと、金欠だったり「金がない」と口癖のように言うタイプではありませんか?

逆にお金に不自由していない人ほど、スッキリしてきれいな財布を持っていることが多いです。

もちろん、「財布がきれいだからお金が貯まる」なのか「お金が貯まるから財布がキレイ」なのかの因果関係はハッキリしていません。

しかし逆に言うと、財布の中身をキレイにするだけでお金が貯まる習慣が身につく可能性だって高いわけです。

ぜひ自分に当てはまるものがないか、確認してみてください!

① 複数のクレジットカード

複数のクレジットカードを持っていると、無意識のうちに余計な出費が発生している可能性があります。

その理由は、クレジットカードを複数持っていると、管理が大変になるからです。

クレカを複数持っていると、

  • 利用額
  • 引き落とし日
  • ポイント

がそれぞれ異なるため、管理が一気に大変になります。

また、引き落とし先が複数あると、その時の買い物で使われなかった口座からはお金が減りませんよね。

そのせいで実際の支払額よりも負担が少ないように錯覚し、ムダな買い物にブレーキがかかりにくくなる恐れもあります。

クレカを複数使用している人の中には、

店ごとにポイントの倍率が違うから使い分けてるんだよね

という人もいるかもしれません。

その心意気は素晴らしいのですが、毎回ポイントのことを考えるのは大変ですし、お得なポイントの情報も日々変化します。

カードの管理の手間も考えると、労力に対してリターンが見合っていないと感じることはないでしょうか。

私は現在楽天カード1本に絞っています。

楽天カードを使用している理由は、

楽天カードのメリット

  • ポイント倍率が1%と高い
  • 年会費などが永年無料
  • 貯まったポイントは、楽天市場などあらゆる楽天サービスで使用できる

といったメリットがあるからです。

特にクレカにこだわりのない人は、楽天カード1本に絞ることで、効率よく貯金を進めながら財布をスッキリさせることができますよ。

そうのじ

楽天カードより使い勝手の良いクレカってあるんですかね

② 大量の小銭

財布の中に大量の小銭がある人は、お金を貯めるのが苦手な人だといえるでしょう。

なぜなら、大量の小銭は、お金に対する意識が低いことの表れだからです。

小銭で財布がパンパンになる原因は、お札だけで会計をすることが多いからですよね。

少し計算をして小銭を出せば釣銭も減るのに、それをしないのは、お金の管理から目を背けているからと言えるでしょう。

小銭を持つことにメリットはほとんどない一方で、デメリットは多いです。

小銭のデメリット

  • 重い
  • かさばる
  • 金属のにおいが手につく

大量に小銭を持ち歩いている人はお金の管理を面倒に思う傾向にあるので、キャッシュレスにも移行できていない人が多いと思います。

しかし、今の時代はオンラインのサービスやアプリが充実しており、お金の管理はとてもラクになっています。

お金の管理に役立つツール

  • 資産を一元管理できるオンラインサービス(楽天経済圏など)
  • 家計簿アプリ(マネーフォワードなど)

キャッシュレス決済に移行するとお金が貯まるようになる根拠は、【誰でもできる】お金を使わないための習慣5選。お金が貯まる人の考え方とは?を読んでみてください。

貯金をする上では、お金にちゃんと向き合い、お金への意識を持つことが大切になってきます。

キャッシュレス決済に移行する、小銭を数えて会計するなど、小銭をできるだけ減らせるよう気を付けると、次第にお金が貯まる習慣が身についていきますよ!

③ 古いレシート

いつもらったのかも覚えていないレシートを、財布の中に入れっぱなしにしていませんか?

大量のレシートを財布の中に閉じ込めている人ほど、お金が貯まりにくい体質だと言えます。

なぜなら、レシートを定期的に整理しない人は、支出を管理していない可能性が高いからです。

貯金をする上では、自分がのお金の使い道を把握することがとても重要です。

何が必要な買い物で、何がムダ遣いだったかを知らないと、節約や出費を見直すポイントもわからないからです。 

しかし、レシートを財布から出すことなく放置しているということは、おそらく買い物を振り返ったり家計簿で収支を見直したりということもしていませんよね。

これではお金が貯まらないのも当然です。

支出を管理するためには、節約・貯金がどんどんできる!貯金家に必須の神アイテム10選で紹介した、マネーフォワードのような家計簿アプリを活用するのがオススメです。

自動で取引履歴が残るので、レシートを残す必要が全くなくなります。

収支の管理を始めると、支出が気になるようになって自然にお金が貯まっていくようになりますよ!

そうのじ

私もマネーフォワードに引き落とし口座を連携させて支出を管理していますが、めっちゃラクです

④ ポイントカード・クーポン券

お金が貯まらない人ほど、ポイントカードやクーポン券を有効活用しようとして、財布にたくさん入れがちです。

しかしこういった人ほど、逆にお金が貯まらない買い物をしてしまっています。

なぜなら、ポイントカードやクーポン券は、企業があなたにお金を使わせるためのエサだからです。

そもそもなぜポイントカードやクーポン券があるかというと、発行している企業がユーザーを囲い込み、多くのお金を使わせるためです。

例えば、

  • ポイントを貯めるために何度もそのお店に通い、リピーターになる
  • ポイントが貯まるのがお得だと感じ、必要のないものまで購入する
  • クーポン券の期限が切れるのがもったいないから、クーポン券を使うためにお店に行く

といった行動をしやすいのではないでしょうか。

しかし、この事実に気付かないままポイントカードを使っている人は、ポイントカードのことを正義の味方のように感じ、上記の行動を積極的にとってしまいます。

そうなると、貯金が進むどころかムダな出費が増えていくばかりです。

貯金に最も有効な戦略は、できるだけお金を使わないことです。

多少ポイントが貯まるとか安く買えるとはいえ、それが本当に必要なものでなければ買わないほうが絶対にお得ですよね。

お金を貯めたいなら、お金を使わせようとしてくるポイントカードやクーポン券は、できるだけ持たないようにしましょう。

そうのじ

ポイントカードから距離をおけるようになると、物欲も減って浪費癖も改善していきます

⑤ 複数のキャッシュカード

いろんな銀行のキャッシュカードが財布に入っている人は、貯金が進まない傾向にあります。

なぜなら、キャッシュカードが複数あるとお金を引き出すことへのハードルが下がるからです。

お金を引き出すハードルが下がっていろんな講座で引き落とす習慣ができてしまうと、お金の流れがわからなくなり、気づかないうちに支出が増えていきやすいです。

一方でお金を貯めるのが上手な人は、ネット銀行の無料引き落としを活用しています。

例えば楽天銀行では、一定の貯金額を超えると、月に数回引き落とし手数料が無料になります。

引き落としにかかる手数料は1回200円~400円かかります。

月に何度も引き落とす場合手数料だけでもムダな出費になるので、ネット銀行の無料引き落としをうまく使いたいですよね。

私も楽天銀行をメインで使っています。
数ヶ月に1度どうしても現金が必要になる場合があるのですが、その際には手数料を1円も払うことなく引き出しています。

お金がある人は一回でまとめてお金を下ろし、その中でやりくりしています。

初めから使える金額が決まっていれば、だれでも自然とやりくりできるようになります。

ATMの使用回数とキャッシュカードはできるだけ減らし、お金を使いにくくなる環境を作ってみてください。

お金が貯まらない財布を使っている人たちの共通点

以上をまとめると、お金が貯まらない財布を使っている人たちには、以下の共通点が見られます。

共通点

  • お金を使うことへのハードルが低い環境を作っている
  • 支出を管理しにくい環境を作っている
  • お金を使ってしまいやすい状況に身を置いている

財布と貯金には関係がないような気がするかもしれませんが、「財布があなたの支出への意識を作っている」といっても過言ではありません。

支出の出口である財布は、ムダ遣いを食い止められるか流出させてしまうかを左右する、最後の砦です。

なので、ムダなお金を流さずにストップをかけられるように、最後の砦が機能しやすい環境を普段から整えることが重要です。

そうのじ

形から入るだけで、無意識のうちにお金との付き合い方が変わります!

お金が貯まる財布とは?

わかった、一念発起したよ。じゃあ逆に、お金が貯まる財布ってどんなものなの?

対策は3つあります

そうのじ

お金が貯まる財布

  • 今使っている財布の中身を整理する
  • 小さな財布に替える
  • 財布を持たない

順に紹介します。

① 今使っている財布を整理する

今使っている財布から本記事で紹介したものを取り出すだけで、お金が貯まる体質が身に付きます。

財布本体の問題ではなく、使い方に問題があるだけですからね。

しかし、

  • キレイなのは整理した直後だけで、すぐに以前のように汚くなってしまう
  • 本格的に貯金を始めるのだから、心機一転して新しい財布に替えたい
  • 貯金上手な人たちが使っている財布が欲しい

というのであれば、新しい財布を検討するのもよいでしょう。

② 小さな財布に替える

今使っている財布から替えたいという方は、小さな財布に替えられることをオススメします。

小さな財布の最大のメリットは、不要なものが入らなくなって支出の管理がカンタンになることです。

自然と必要なものしか入れないようになるので、お金の使い方が丁寧になり、お金が貯まる体質になります。

小さい財布なんて使いにくそう

と思うかもしれませんが、よっぽど心配ありません。

収納と同じで、中身が増えてしまうのはあなたの精神力が足りないからではなく、容量が大きいせいだからです。

小さければ小さいですぐに慣れますよ。

ミニマリストの人たちがこぞって愛用している小さな財布が、アブラサスの財布です。

身の回りをスッキリさせながらお金を貯めたいという人にはうってつけです!

③ 財布を持ち歩かない

正直、財布を持ち歩く必要はないと考えています。

よく使うお店がすべてクレカやキャッシュレス決済に対応しているのなら、クレカさえ持ち歩けばよいわけですから。

私もここ数年は完全にキャッシュレス派に移行し、外出する際には財布を持たなくなりました。
その代わりクレカを1枚だけスマホのカバーに入れて持ち歩いています。

外出する際に財布を持たないメリットは、

財布を持ち歩かないメリット

  • お金を持ち歩いている実感がなく、買い物をしたい衝動にかられない
  • 財布を忘れる、なくすリスクを最小限にとどめられる
  • 物理的にも精神的にも身軽になり、行動力が上がる

ことです。

私も日常の買い物はすべてカードで支払い、支出の管理はネット銀行のwebページと家計簿アプリで詳細に把握できています。

  • お金の管理を極力ラクにしたい
  • 財布を忘れる、なくすリスクを最小限とどめたい
  • 衝動買いをやめたい

という人は、財布を持ち歩かない選択も強くお勧めします。

まとめ

本記事では、お金が貯まらない人の財布に入っているモノ5選を紹介しました。

財布の中身にいらないものがゴチャゴチャしているだけで、知らないうちにお金が貯まりにくい習慣が身についてしまいます。

しかし財布だけでなく、無意識の習慣が貯金を遠ざけているということはよくあります。

心当たりのある方は、絶対にやってはいけない節約5選!正しい節約で豊かになれ!や、

【要注意!】倹約家が買って損した7つの買い物!20代で1000万円貯めた倹約家でもハマる罠!を読んでもらうと、効率の良い貯金がわかります。

このブログでもほかにも、お金に関する有益な情報を多数発信しています。

一緒に堅実で確実な貯金を頑張りましょう!

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