卒論の提出が迫っているのに、全然書けてないや。。。こんなので卒業できるのかな?
ヤバい、もう卒論が間に合わないかも。。。もう諦めるしかないのかな。。。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- まだ卒論が書けていなくても、卒業できる理由
- 卒論を書いたにもかかわらず、卒業できない人の割合
- 卒業までにやるべきこと
私は大学と大学院でそれぞれ卒論と修論を書いて、どちらも無事卒業しています。しかしどちらもリミット直前までまったく書いておらず、指導教官から「キミ、このままじゃ卒業できないよ」と言われていました。
理系の大学4年生の人の中には,卒論シーズンでも全く卒論が書けていない人が一定の割合でいます.
書けていないのは自業自得かもしれないし,仕方のない理由があるのかもしれません.本人たちは卒業できない恐怖を感じてはいるものの,今から研究に全精力をかけても間に合わないことも知っているので,ただただ己の無力感に打ちひしがれていることでしょう.
しかし,そんなに心配しなくても大丈夫です.よっぽど卒業できます.しかも,目まぐるしく研究データを採取する必要もなく.
本記事では,理系の卒論が全然書けていなくても心配しなくていい理由を紹介します.
前提:卒論の審査基準は厳しくない
そもそも卒論に高クオリティは不要です.
卒論は外部に発表するわけではなく,自分の所属する学部に対して報告するだけのレポートです.学習発表会と変わりません.
しかも,審査方法もそっけなく,論文を読むのは自研究室の担当教授だけ.あとは卒論発表時に学部の教授たちに10分ほどかけてプレゼンして終わりです.
学部の教授たちは我々の研究を全く知らないので,プレゼンもとんとん拍子で進みます.卒論発表は茶番で,卒業の審査はしていないに等しいのです.
つまり,卒業できるかどうかは,自研究室の担当教授次第.ここを丸め込めれば勝機はあります.
卒論が書けてなくても卒業できる理由
卒論が全然書けていなくても卒業できると言えるのは、おそらくあなたが次のどちらかの条件に当てはまっているからです。
卒業できる理由
- 卒論テーマが沼で、とても論文を書けるようなテーマではなかった
- あなたが要注意人物に認定されていて、教授としてはあなたを早く放出したい
それぞれ説明します.
① 卒論テーマが沼で、とても論文を書けるようなテーマではなかった
卒論のテーマの方向性がそもそもおかしく,どれだけ真剣に取り組んでも研究データが集まらないことは,よくあります.
このケースでは、あなたは卒業できる可能性が高いです。
なぜなら
あなたは何も悪くなく、教授があなたにそのテーマを与えた時点で,負けルートは決まっていたため
です.
全部教授が悪いのです.
教授としても,定期報告会などを通してあなたの研究の進捗が良くないのは知っているはずです。
まともな教授であれば、あなたに対して多少の申し訳なさは感じているでしょう.
なので,何とか体裁だけを取り繕った卒論を提出すれば,教授は
「ちゃんとした研究をさせてあげられなくて申し訳ない」
と感じ、あなたを卒業させてくれるはずです.
② あなたが要注意人物に認定されていて、教授としてはあなたを早く放出したい
あなたは気づいていないかもしれませんが、指導教授はあなたのことを危険人物として見ているかもしれません。
その場合も卒業できる可能性がグッと高まります。なぜなら、
教授としては、要注意人物のあなたの面倒を翌年も見るのはイヤだから
です。
ちゃんとした卒業テーマを与えられているにもかかわらず、卒論提出直前まで全然何も書けていないというのは、あなたに問題がある気がします。おそらくあなたは、大学生活をギリギリまでエンジョイしちゃっています。
そういうところが、要注意人物だと思われていそう。
私もこのケースでした。
私の所属していた研究室には私以外にも、「こいつぶっとんでるな~」と思わせる問題児やトラブルメーカーがいました。
彼らは,
- 学術的価値ゼロの卒論を書く
- 先輩の研究成果を強奪して自分の成果として発表する
など、驚くような卒論を提出していました。
しかし、それらの卒論はなぜかすべて受領され、問題児たちは全員卒業していました.普通に考えたら卒業できなさそうなのに。
教授が「もうこいつとは関わりたくない」と匙を投げたんだと思っています。
卒業できない人は何%くらい?
先ほど説明した通り,今の時期に卒論が書けていないという人でも、卒業できる可能性は高いです.過度な心配は不要です.
しかし、
卒論が書けなくて卒業できなかった人が,どれくらいいるのか
は現実問題として気になるところですよね。
私の知っている限りでその疑問に答えると、答えは
0%
でした。
中身や手法はともかく、とにかく「卒論のテイをしたなにか」を提出したうえで卒業できなかった人は、1人も知りません。
一方で、卒論を提出しなければ、100%卒業できません。大学組織としてそういうルールになっているためです。
何があっても絶対に提出はしてください。
万が一にも卒業ができずに中退となると、絶対に後悔することになります。
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【実体験】大学は絶対に卒業するべき5つの理由!中退した人の末路は?
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結論:とにかく書いて、卒論の形式にする
というわけで卒業したいなら、なりふり構わずに卒論を書き進めましょう.
緒言や結言といった構成だけは守るようにしください。卒論の形式になっていることが重要なのです。
「卒論っぽい何か」であればよいので、内容は一切気にしなくて構いません。
「卒論のように見える何か」ができれば,担当教授はやっかいなあなたを喜んで卒業(放出)してくれるでしょう.
私も卒論や修論提出の1, 2カ月前から猛烈に研究をはじめ、年末年始も研究室で一人論文を書いていました。
そのおかげで何とか形になって提出日に間に合い、無事卒業できました。
あなたも卒業を諦めず,とにかく書きましょう!そうすればなんだかんだ卒業できているはずです.
卒論におススメの参考書
いや、いきなり「とにかく卒論書け!」なんて言われても困るよ。今まで全く書いたことがないから困ってるわけだし。
というのもおっしゃる通りです。初めて卒論を書くわけですし、特にあなたの場合は時間のリミットが厳しいですもんね。
でしたら、卒論の執筆に役立つ本を先に読んでください。
卒論の本を読むメリット
- やることが明確になる
- 卒論の見本・手本が分かる
- 卒論執筆の最短ルートが分かる
- 使える言い回しや表現はそのまま使える
何を書けばいいのかわからないままウンウン考えても何も進みません。やるべきことを先に明確にしてから、最短ルートをバリバリ突き進んでいってください。
1000円ちょっとの本が、あなたのこの1年を無駄にするか、もしくは華々しいものにするかを左右するかもしれません。
卒論を1ヶ月で書く方法
卒論に何を書くか、どんな流れで書けばよいかが明確になったら、力をかけるところとテキトーに済ますところを取捨選択する必要があります。
クオリティはともかく、受け取ってもらえる最低限の卒論ができればよいので、その最低ラインを目指しましょう。
しかし時間のないあなたには、取捨選択するヒマもないですよね。何が重要で何が重要でないかの判断基準もわからないでしょう。
そこで私があなたの代わりに取捨選択しておきました。それをいかの記事にまとめています。
この手法で私は卒論と修論をそれぞれ1ヶ月ほどで書き上げているので、再現性は低くないはず。
お気に入りに入れて毎日論文執筆の前に開いておけば、最短ルートで卒論を書き上げることができますよ!
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【決定版】卒論をゼロから1ヶ月で書く完全マニュアル!ポイント2つを守れば絶対卒業できる!【卒論がヤバい人向け】
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まとめ
本記事では、卒論が全然書けていなくても心配しなくていい理由を紹介しました。
よっぽど卒業できると思いますが、それでも形式だけでも卒論になるよう、とにかくバリバリ書いていった場合のみです。
この時期の追い込みが、若い時期の貴重な1年を棒に振るかどうかを決めます。ガンバってください!応援しています!