そうのじの自己紹介

そうのじです!

こんにちは!そうのじです!

ファビコンイルカ

20代のサラリーマン。

ズボラなミニマリストをやってます。

お金節約が大好き.

なので株式投資節約術に関する記事をアップしていきます.

そうのじとは

名前:そうのじ

年齢:20代後半

性別:男

勤務先:自動車メーカー

職種:エンジニア

最終学歴:理系院卒

彼女:いない

生い立ち

長文ですが,全部読んでください.せっかく書いたので.

小学校時代

小学校と中学校ではかなり勉強ができるタイプだった。

勉強ができるので先生から気に入られる.

すると,「先生に喜ばれることが大事,怒られることはしてはいけない.」と思うようになり,大人ウケのいいことしかしなくなる.

自分のやりたいことにフタをして押さえつけるクセがつく.

その影響もあってか,どれだけ考えても、自分が本当にやりたいことが何なのかがわからなくなってしまう。

高校時代

ラクロス, チャンピオンズ, 受賞者, 感情, 抱擁, 勝利, 祝う, 成功, ゲーム, 選手権

地元屈指の進学校に入学.

当然地元の優秀な生徒たちが集まってくるが、自分だって勉強ができることしかアイデンティティーがない。アイデンティティーを守るために高校時代のほとんどを勉強に費やすが、結局頭の良いヤツらには追い付けず、授業にもついていけなくなる。進学校で勉強についていけないと、もう落ちこぼれるしかなかった。

人生で初めて挫折を感じた時期だった。

大学受験の際もプライドが高かったため、身の丈に合わないハイレベルな大学を受験する。しかし、当然のように不合格。落ちるべくして落ちた。

第1志望は不合格だったが、合格していたすべり止めの大学に進むという選択肢もあっただろう。しかしここでもプライドが邪魔し、第1志望の大学に再挑戦するためだけに浪人する道を選んだ。

浪人時代

person using black laptop computer

結果だけ言うと、浪人も失敗した。現役時代の第1志望校をもう一度受験するも、まだ届かなかった。

自分の受験番号が合格者一覧に載っていないことを確認したときは目の前が真っ暗になった。鉛のように重い足取りで母のいる部屋に入り、ダメだったことを伝えた直後には感情が込み上げてきて、叫びながら号泣していた。母は泣き叫ぶ私を抱きしめながら、私の努力が報われなかったことに涙を流していた。

なぜかこの後の記憶は全くないが、次第に「オレの人生は終わったんだ」と冷静に自分を見つめるようになっていた。

勉強しか取り柄のなかった自分が、どれだけ勉強してもついに目標を達成することができなかったのだ。自分のすべてを否定された気がした。

それだけではない。世間的に評価が高い大学に進むことはできなかった。さらに浪人によって同級生たちよりもキャリアが1年遅れた。

今までがむしゃらに勉強することで、大人たちが用意してくれた人生のレールに乗り続けることができていた。しかし、大学進学に失敗したことでついに人生のレールから外れたことを悟った。

今振り返っても、人生で一番苦しく、絶望していた時期だった。

大学時代

man holding book on road during daytime

すべり止めで合格していた大学に進学。

浪人までしたのに目標だった大学に行けなかったことで生きる意味を見失っていたため、入学当初からすべてのモチベーションが0だった。

周りではしゃいでいる同級生たちを見て、「お前らはこの大学が志望だったんだろうけどオレにとってはすべり止めなんだよ。なんでレベルの低いお前らと同じ扱いを受けなきゃなんねえんだ」と我ながらクズみたいな嫌悪感を抱いていた。

また、大学3年次からは大学近くに一人暮らしをさせてもらうことになる。この時からずっと一人暮らしをしている。

大学院生

couple dining out

「まだ働きたくない。できるだけ長いこと学生でいたい」という消極的な理由で大学院に進学する。

無事大学院に進学するも、就活を控えて気づく。「就活がうまくいけば、人生のレールに復帰できるチャンスじゃん。」と。

大学入試に失敗して1度人生のレールは外れたが、大手の有名企業に就職できれば、もう一度レールに復帰できる。周りの評価が自分の生きる基準である私にとって、自分のステータスを上げるためのこんなチャンスはもう2度とやってこないだろう。大学入試のときに感じた絶望感や劣等感はもうごめんだ。今後の人生を占う重大なイベントだととらえたため、この時期はすべてを就活に捧げていた。毎日朝早くから夜遅くまで就活対策をしていたため、同じく就活している周りの同期たちですらドン引きしていたほどである。

その結果、第1希望の有名企業に内定をもらうことができた。高校の優秀だった同級生たちも就職先として選ぶような、立派な会社である。再び彼らと同じラインに立つことができた気がして、とても誇らしかった。

研究活動も最低限やっていたため、卒業もできた。4月からは友人や親せきから「すごい!」と言ってもらえる有名企業で働き、給料をたくさんもらえるのだ。勤務地は実家や大学からかなり遠くだけど、その環境にもやがて慣れて、その土地の人と結婚して子供を作る。そんな無難だけど幸せなサラリーマン人生を全うするイメージを膨らませていた。

そう、サラリーマンになるまでは。

とで女の子に慣れる.

いざ2人で食事に出かけても嫌われることは皆無に.むしろ圧倒的に好意を持ってもらえるようになる.

彼女もできた.

親友もできた.

普段の生活では到底知り合うことのない人たちと出会うことができ,世界が広がった.

まさにマッチングアプリで人生が変わった.

マッチングアプリで知り合ったすべての女の子に心から感謝している.

そして社会人に

person walking holding brown leather bag

新入社員として迎えた春、「有名な会社に入社できた。給料や福利厚生もよさそう。ここから輝かしい人生が幕を開けるのだ。」と期待に胸を膨らませていた。

しかし、すぐに仕事と部署のヤバさに気づき始める。

私が配属されたのは「忙しくて理不尽でスキルが身に付かなくて人間関係が悪くて将来性がない」部署だった。

夢に描いていた輝かしいサラリーマン生活は一瞬で崩れ落ち、悪夢に変わった。右も左もわからない中で毎日いろんな人に叱られ、誰よりも遅くまで残業する日々。当然ストレスが溜まる。歯ぎしり、耳鳴り、視力の低下などが起こり始め、疲労とストレスが身体にも表れてた。心を許せる友人もいない中で、遠距離恋愛していた彼女にストレスをぶつけ続けた結果、「私もいっぱいいっぱいなのにあなたのストレスまで受け止められない」という一言とともに、ラインのメッセージで別れを告げられた。私は独りだった。

それからの生活は荒れた。仕事から帰ってからは暴飲暴食。しばらく飲んでいなかったお酒も頻繁に飲むようになった。女性関係も荒れ、アプリで女の子たちと知り合い、つかの間の快楽を貪る日々。欲しいと感じたモノは迷わず買った。仕事のストレスを忘れるためなら何でもした。しかし、ストレスは一向に解消されず、心も満たされなかった。一瞬一瞬は確かに喜びを感じるものの、ほとんどの時間は暗闇をさまよっているようだった。幼いころから自分の欲求を殺してきた弊害だろうか、自分は何が好きなのかわからない。何をしたら幸せなのかもわからない。仕事のストレスがプライベートにまで悪影響を及ぼしており、毎日が憂鬱だった。あまりの辛さに帰宅して一息ついた瞬間に泣き出したこともあるし、会社のトイレで涙を流したこともある。

今思い出しても、当時は相当な傷を心に負っていた。しかし、当時はそんな自分を客観的に見つめる余裕すらなく、色を失った環境でなんとか1日生き延びるだけで精いっぱいだった。

ミニマリストを目指して

闇落ちした日々を送っていた私に、人生のターニングポイントが訪れた。実家に帰省していた際にたまたま親の本棚で見つけた本を読んだのだ。それが、多くの一般人をミニマリストへと駆り立てた伝説の本「ぼくたちに、もうモノは必要ない」である。

ミニマリストや断捨離に興味があったわけではない。むしろそういった部屋の収納術や断捨離といったジャンルは、スピリチュアル好きな人に感情で訴えかけるだけの非論理的でうさんくさい精神論だと思っていた。理系という立場もあり冷ややかな目で見ていたほどである。それでも実家に帰ってヒマで仕方なかったために、著書にツッコミを入れながら読もうと軽い気持ちで手に取った。

本書を一気読みした後、私の世界観は180度変わった。価値観のパズルがカチッとかみ合った気がした。自分が目指すべきライフスタイルは、ミニマリストだと確信した。というのも、「モノが多い人はこういう問題を抱えている」という著者の数々の指摘は、まさに今私が抱えている悩みそのものだった。そしてその問題に抱えるようになった背景を説明されると、いずれも大きな心当たりがあったのだ。

ストーリーもスピリチュアルな精神論でなく、理系院卒の私でも十分納得できるほど合理的。「モノや評価をいくら手に入れても満たされていないのだから、いっそのこと手放してしまおう」という主張は、胸にぐさりと刺さった。

さっそく断捨離に挑戦した。それまでの私は全くモノを捨てられない性格だったので、簡単ではなかったが、少しずつモノを減らしていくうちに断捨離にも慣れてきた。幾度もの断捨離を重ねてきた今では、かなりスッキリした部屋になっている。

メンタルへの影響は、想像以上だった。自信がついた。やる気が上がった。些細なことに気を取られなくなった。だらだらしなくなった。自分に言い訳しなくなった。ムダなことに時間を使わなくなった。他人を気にせず意見を主張できるようになった。やりたいことがハッキリした。自分の価値観が分かった。本当に好きなことが分かった。などなど。。。誤解を恐れず言えば、自分が抱えていた問題がすべて良化した。もちろんすべての悩みがたちどころに解決したわけではない。しかし間違いなくあらゆる悩みが解決に近づいている。なぜそんな魔法のような成果が出たのだろうか。私の考えでは、本質を見る目が養われたためだと思う。仕事、ライフスタイル、人間関係、価値観といったあまりに複雑な問題を現代人は同時に抱えているが、それぞれの問題における核となる本質さえ理解してしまえば、複雑に見えていた問題もシンプルにとらえられる。ミニマリストとして本当に重要なモノとそうでないものを選別することによって本質を見抜く技術が向上し、それを他の分野でも活かせるようになったのだと感じる。

ミニマリスト生活を続けている今では、当時抱えていたほどの絶望感や無力感は抱えていない。もちろん、入社直後よりも仕事や環境に慣れたという要素もあるだろう。しかし、プライベートの時間でも大切なモノや人生の目標がハッキリしたことを考えると、やはりミニマリストになったことの影響がとても大きいと言える。

be a minimalist

20代の人生は波乱とストレスの連続だ。卒業や就職にともなう生活の変化。刺激が多くワクワクするが、慣れない仕事や人間関係で感じる無力感と申し訳なさも大きい。プライベートでは、たくさんの異性と出会い、中には生涯の伴侶を見つけて結婚する人もいるが、多くの恋は結ばれずに別れを迎える。大きなライフイベントが圧縮された20代は、明るく輝いている一方で、その分影も大きく、悩み苦しむことが多いのも確かだ。

ミニマリストって確かにうさんくさいが、いざ実践してみるとその効果はピカイチである。特に20代は、見栄や世間体がとても気になる時期だから、多くのモノに囲まれやすい。もしもそんなタイミングで解決が難しそうな問題を抱えたら、ミニマリストを思い出してほしい。まずは「ミニマリストなんて」という考えを捨て、次に全然来ていない服や理由もなく取っておいた空き箱を捨ててみよう。小さな断捨離を繰り返すことであなたはモノから解放され、本当の自分が姿を現してくる。そうなればあらゆる悩みは軽くなるし、あなたの好きなことややりたいことが簡単に見つかるようになる。

be a minimalist!

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