理系科目が苦手なんだよなあ。テストで全然いい点数が取れない。でも理系の方が就職に強そうなんだよなあ。理系科目が苦手だと、大企業には入れないのかな。。。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 理系は生涯年収が高い
- 理系科目が苦手でも、大企業にエンジニアとして就職する方法
- 理系科目の勉強方法
本記事の根拠
私は高校時代からずっと理系科目が苦手ですが、「就活に有利だ」と親に説得されて理系に進学しました。
当然理系科目は苦手なままで、ちゃんと勉強して定期テストに臨んでも、100点満点のテストで、
・数学で4点
・物理で7点
をたたき出したことがあります。
それでも1年の浪人を経て国立大→国立大学院に理系で進学し、現在は某自動車メーカーのエンジニアとして働いています。
数学のテストで4点を記録...!
私は現在,いわゆる大企業のエンジニアとして働いており,久しぶりに会った友人たちに勤め先を伝えると,「すごいね!」と言ってもらえることも多いです.
自分としても,今でこそ恵まれた環境にいると感じますが,高校生のときにはこんな会社に入れるとは夢にも思いませんでした.
なぜなら,理系なのに理系科目が苦手で,テストの点数もひどいものだったからです.
物理では7点,数学では4点をたたき出したことがあります.
もちろん,100点満点の定期テストで,です.
めちゃくちゃ真面目に勉強していたつもりなのですが,そもそも基本が身についていなかったのです.
当時の自分はそのことをとても悩んでいましたが,今では社会的にも割と認められた会社でちゃんと働けています.
今回は,同じような境遇の学生に勇気を与えるべく,私のたどった道筋を紹介します.
数学4点でも大企業に入社するまで
1.最低限名の知れた大学へ行く
ここで言う名の知れた大学とは,全国の大学生が「多少は学力があるらしい」と認知している大学のことです.
就活にあたって学歴は関係ない/関係あるという論争は終わることがありませんが,最低限知名度のある大学に行かないと,人気企業に入るのは難しいです.
なぜなら,学力が高い人ほど他の能力も高い傾向にあることは採用担当の人も知っているためです.
偏差値が高い大学に行けるほど就活に有利なのは当然ですが,我々落ちこぼれギリギリ学生は最低限名の知れた大学には入りたいところです.
2.人間を磨く
就活のエントリーシートや面接で最も重要なのは,「その人がどんな人で,どんな経験を積んできて,どんなことができるのか」ということです.
ギリギリの成績であまりが偏差値の高くない大学に何とか入ったくらいでも,就活で活きる経験を大学で積むことは十分可能です.
大学は「人生の夏休み」と言われるほど時間がたくさんあり,自由度も高いので,なんでもできます.
毎日をぼーっと過ごすこともできますし,やりたいことに全力を注ぐこともできます.
そんな中で圧倒的に成長できるのは,圧倒的に行動した人だけです.
好きなこと,やりたいこと,遊びなど全力で何かを突き詰めれば,必ずその経験が自身を深みのある人間に成長させてくれます.
その人間としての深みは,次第に行動やたたずまい,話し方にも表れてきますし,面接官など見る人が見れば伝わるものです.
この「人間を磨く」というのは,就活に限らず人生を豊かにしてくれる最強の方法だと思います.
3.熱心に就活する
理系は比較的就職先を決めやすいところがあります.
文系の人は,何十社も受けたのに全く内定がもらえないということもあるようですが,理系の場合,5社しか受けなくても3社くらいは内定がもらえるくらいの倍率です.
しかし,有名企業に行くにはぬるい就活をしていてはいけません.
業界のこと,会社のこと,ひいては自分のことも深く把握していないと,面接のときに気の利いた返答ができなくなります.
「浅い」受け答えをしていては,その他大勢の学生と同じです.
「深い」返答をするためにも,時間をかけ,真剣に就活に取り組む必要があります.
まとめ:高校は関係ない
お気づきの通り,高校の成績は全く関係ありません.就活では,大学に入ってから,どんな経験を積んできたかを語るためです.
逆に言うと,高校の成績がどれだけ良くても,それだけではいい会社には入れないかもしれません.
大学でいろいろな体験を積み重ね,人間を磨くことが,就活のみならずその先の人生でもあなたを豊かな生活に導いてくれるはずです.
直近の学業成績に振り回されることなく,大きな目標を見据え続けましょう!