貯金

【貧乏になる】貯金したい人が今すぐ捨てるべきもの10選

貯金を始めたいんだけど、何から始めたらいいんだろう?そもそも貯金を始める前にやっておくべき準備ってあるのかな?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • モノを捨てるとお金が貯まる理由
  • 貯金したい人が今すぐ捨てるべきもの10選

この記事の著者について

  • 節約と貯金が趣味の20代一人暮らし男
  • 20代で1000万円を貯金
  • FP(ファイナンシャルプランナー)3級、簿記3級を取得

モノを捨てるとお金が貯まる理由

モノを捨てるのとお金が貯まるのって、何の関係があるの?

基本的に、持っているモノの数が多いほどお金が貯まりにくくなっていきます。

その理由は、モノには所有コストがあり、所持・管理するだけでコストがかかるからです。

例えば家具や服を多く持っていると、

  • 置き場所が不足する
  • メンテナンス費用がかかる
  • 1つ1つのモノへの愛着が薄れ、買ったものに満足ができずにどんどん買い物が増える

といったコストがかかります。

逆に持ち物の数を減らせば、

  • 狭い家でも問題なく暮らせるため家賃が安く済む
  • メンテナンス費用なし
  • 物欲が減ってムダ遣いも減る

というように、自然とお金が貯まる生活につながります。

私自身一人暮らしを10年弱続けてきて、のちに金食い虫になるモノもたくさん買って失敗してきました。

この記事では、貯金をしたい人が今すぐ捨てるべきもの10選を紹介します。

管理コストがムダにかかってしまう

私の体験も踏まえて、「これはないほうがお金が貯まる!」と自信をもって言えるものを紹介するので、貯金や一人暮らしに興味のある人はぜひ最後まで読んでください!

貯金したい人が今すぐ捨てるべきもの10選

① 服

服を捨てるとお金が貯まるようになります。

理由は、服を捨てることで服にかける出費が小さくなるからです。

服を捨てるだけで出費まで減るってどういうこと?

あなたが服を捨てる場面を想像してみてください。

きっとどの服も捨てにくいと思いますが、絶対に捨てられないのはどれか、どれならまだ捨てられそうかを必死に考えますよね。

そうやって服を捨てる過程で本当に着たい服を取捨選択すると、

  • お気に入りの服
  • 気が付いたらよく着ている服

などを冷静に見つめ直すことができ、自分が服を選ぶ際の判断基準が浮き彫りになってきます。

この取捨選択という作業を繰り返すことで、自分の服選びの基準が磨かれていき、新しく服を買うとなったときは価値観に合った間違いのない服を選べるようになっていきます。

価値観に合った服を買えるようになると服選びの失敗も減ります。

「これ買ったけど結局全然着なかったな」をなくせるワケです。

学生時代の私は大量の服を持っていましたが、断捨離をしたときにシンプルな服が好きだと気づいてからはシンプルな服しか買っていません。それ以降は服を見て購買意欲が刺激されることも減り、服に費やすお金も減りました。また、服選びで失敗したり後悔したりということもなくなりました。

② 収納

収納とは、

  • 本棚
  • 衣装ケース
  • ラック

などの、狭いスペースにモノを整理してたくさん置けるようなに作られたグッズのことです。

収納を捨てるとムダ遣いが減ります。

理由は、収納があると物が増えるからです。

え、逆じゃない?モノが多いから収納が増えるんでしょ?

と思うかもしれませんが、収納がモノを増やす原因になっているのです。

人間は、空間を見つけるとそこに何かを入れて埋めたくなるという不思議な性質を持っています。

例えばあなたの部屋にカラの本棚があったとします。

本好きな人なら、喜んで本を買ってきて本棚に飾るでしょう。本を読まないという人も、雑貨を買ってきて飾ったりアクセサリーやフィギュアなんかを飾るのではないでしょうか。

逆に収納がなければ、本や服の数が増えることはありません。さらには所持できる本や服の数が限られるため、本当に好きな・必要なものを自然と厳選するようになります。

そうのじ

服に限らず、価値基準が明確になるほど買い物の失敗が減り、ムダ遣いも減っていきますよ

たとえ収納グッズを集めてギシギシに詰め込んだとしても、1ヶ月もすればすっかり元に戻っていた、という経験はあなたにもあるのではないでしょうか。

問題の根源はあなたの意志の弱さではなく、収納です。収納を捨てて中身も取捨選択しましょう。

本当に必要なものを最小限持っているだけで、生活の質はそれまでと全然変わらないことに気付くはずです。

③ ソファ

ソファを捨てるのも貯金には有効です。

理由は2つあります。

ソファを捨てるべき理由

  • 場所代が抑えられる
  • 時間を有効に使えるようになる

まず、ソファを捨てると家賃を抑えられます

ソファは家具の中でもかなり大きく、1畳以上のスペースを占有します。

ソファがなくなるとソファを置いていたスペースがグッと広くなりますよね。そのぶん、狭くても家賃の安い物件で問題なく暮らせます。

また、ソファがなくなれば時間を有効に使えるようになります

ソファに座っている時間は、だいたいテレビを見ていたりスマホをなんとなく眺めているのではないでしょうか。それも何時間もずっと。

ソファは心地よさ重視で作られているので、ソファの上では生産的な活動はとてもできません。

その時間を

  • 副業に充てる
  • お金の知識を学ぶ

といった行動に使うだけで、すぐに人生が変わり始めます。

ソファにしかできないこともありません。座るなら椅子でいいですし、リラックスする方法はソファに座る以外に無数にあります。

ソファがなくて不便を感じることはない一方で、知らないうちに大量の時間を浪費してしまいます。

お金を貯めたい人はソファは手放すのが吉です。

④ ローテーブル

ローテーブルも蓄財に向いていないので、捨ててしまいましょう。

理由は2つあります。

ローテーブルを捨てるべき理由

  • 場所代が抑えられる
  • 床に座るのが健康に悪い

まず、ローテーブルは場所をとるので、広い部屋が必要になってしまいます。ソファと同様、なければ狭くても安い部屋で生活できます。

2つ目の理由が、床に座るのが健康に悪いからです。

床に直接座るという姿勢は体への負担が大きく、特に腰や首は傷みやすいです。

腰や首の痛みの対策として、湿布を張ったり整体院に通っている人もいますが、床に座るという生活から脱却するとその費用も浮かせられる可能性があります。

じゃあ机なしで生活しろってこと?

と思うかもしれませんが、ローテーブルの代わりにデスクを使うのがオススメです。

食事をする上で机はあった方がいいですし、デスクならば姿勢が悪くなりにくいので、パソコンの作業、勉強を長時間こなすことも可能です。

パソコンを使って副業やお金に関する知識を集めたり、教科書や参考書を開いてスキルアップのために資格の勉強をしたりすれば、貯金を増やすことにつながりますよ!

⑤ テレビ

お金を貯めたいなら、テレビは真っ先に手放すべきです。

理由は4つです。

テレビを捨てるべき理由

  • 時間を奪われる
  • 場所をとる
  • 購買意欲を刺激される
  • NHK受信料を払わなくてよくなる

まず、テレビは時間泥棒です。家に帰ったらなんとなくテレビを点けてしまう。テレビが点いていると気づいたら何時間も見てしまっていますよね。

この間に副業なり資格の勉強なりしていれば、将来芽が出る可能性がありますが、テレビを見るだけでは昨日までと同じ明日が続くだけです。テレビを見ていて収入や貯金のアップは期待できません。

次にテレビは場所をとります。テレビ単体だとそれほどスペースをつぶしている感じはしないかもしれませんが、テレビを見るためのソファやその中間に置かれたローテーブルなどのテレビセットも合わせると、かなりのスペースを使ってしまいます。テレビを手放すと他の家具も不要になり、部屋が見違えるほど広くなります。

また、テレビを見ていると購買意欲を刺激されます。CMはもちろんのこと、番組内で紹介される食品やお店に対しても「使ってみたい」「行ってみたい」と感じやすくなってしまいます。

最後に、テレビを持っていなければNHKの受信料も払わなくて済みます。

法律ではテレビを持っているだけで受信料の支払い義務があり、最大で年間24000円もかかります。

種別支払方法月額2か月払額6か月前払額12か月前払額
地上契約口座・クレジット1,260円2,520円7,190円13,990円
継続振込等1,310円2,620円7,475円14,545円
衛星契約
〈地上契約含む〉
口座・クレジット2,230円4,460円12,730円24,770円
継続振込等2,280円4,560円13,015円25,320円
特別契約口座・クレジット985円1,970円5,620円10,940円
継続振込等1,035円2,070円5,905円11,490円
NHK受信料はいくら?支払いや免除 | NHK受信料の支払い義務と解約について (web-contents.net)

NHKを全く見ない人でも受信料がかかってしまうのはつらいところですが、テレビさえなければ支払わなくて済みますよ。

⑥ ラグ・カーペット

ラグやカーペットを持っていても、お金が貯まりにくいです。

なぜなら、

捨てるべき理由

  • 床に座るのが健康に悪い
  • アクティブに動けない

からです。

ローテーブルの項目でもお話しした通り、床に座るのは健康に悪いです。医療費が余計に発生してしまう恐れがあります。

それと別に、床に腰を下ろす生活が基本になると、アクティブに行動できなくなります

というのも、ラグやカーペットを敷くと

  • 立ち上がるのが面倒
  • 床にモノを置いてしまう
  • らぐ・カーペット自体、床の掃除が大変

といったデメリットがあります。

立ち上がるのが面倒だと、座った状態でダラダラムダな時間を過ごしてしまいます。

また掃除をするにも、床の上のモノを動かすとか、ラグやカーペットの上をコロコロでゴミをとって下をめくって掃除機をかけるなど、手間が一気に増えてしまいます。掃除する気持ちも失せてしまいますよね。

貯金を効率よく進めるには、

  • 収入を増やすためにアウトプット(行動)する
  • 支出を減らすための知識を身に付ける
  • 日々のストレスを溜めない

ことが重要です。

ラグやカーペットの上での生活では、これらを実行することは難しいでしょう。

ラグやカーペットなど床の上に敷くものはできるだけ減らし、アクティブに動きやすい環境を整えてください。

⑦ こたつ

こたつはヤバいです。早々に処分しましょう。

もうお気づきかと思いますが、こたつを持っていてはいけない理由は、行動力を著しく下げるからです。

さんざん言ってきた通り、床に腰を下ろす生活では豊かになれません。行動力がそがれて、将来に向けてのステップアップができないから。

こたつはその最たるものです。

私もこたつを持っていたのですが、寒い部屋でこたつに入っていると心地よすぎて出られませんでした。しかも別にリラックスできていたということもなく、ただグダグダしているだけ。冬は平均で1日6時間はこたつの中でモゾモゾしていたため、トータルすると数百時間ムダにしていたことになります。20代の貴重な時間を浪費したことをめちゃくちゃ後悔しています。

でもこたつだと電気代が安いって言うメリットもあるよ?

という方もいるでしょう。こたつの電気代が比較的安いのは間違いありません。

しかし、こたつの代わりにエアコンの暖房を使ったところで、毎月の電気代は1000~2000円しか変わりません。

それに対して毎年こたつの中で過ごすムダな時間は、何百時間もあるわけです。

その時間のうちの少しをバイトや副業に充てるだけで、暖房代は余裕でペイできます。

目先のメリットにとらわれてこたつを使うと、人生で最も大事な「若さ」を失います

こたつはソッコーで手放してください。

⑧ 本

読んでいない本、読み終わった本も積極的に処分するのが良いです。

なぜなら、使用頻度が低いわりに、知らないうちに半端ないスペースをとるからです。

一度読み終えた本をもう一度読み返すことって、なかなかありませんよね。なのになぜか捨てにくい。

1冊は小さいので気軽に本を買い足していきますが、気が付いたら本棚に本がビッシリ詰まっていて部屋が狭く感じる。本を収納するためにもっと広い部屋に引っ越す。。。となると家賃がもったいないです。

読書を否定しているわけではありません。私自身毎日読書していますし、人生を豊かにしてくれる最強のツールだと思っています。

でも本を必ずしも買って本棚に並べておく必要はないんですよね。読んだら手放すとかそもそも持たないという選択をすれば、部屋の中がとてもスッキリしてストレスフリーな生活を送れます。

本を本棚に増やしていかないための方法は以下のようなものがあります。

本を溜めない方法

  • 図書館で借りてくる
  • メルカリで買ってメルカリで売る
  • Kindleなどの電子書籍で読む

図書館なら完全無料で本を読み放題ですし、メルカリで買って読んだ後すぐに売れば、買った値段とほぼ同額で売れていきます。

図書館に行くのもメルカリでの売買も面倒だというのなら、Kindleを使えばポチリするだけで本を買えます。

たくさんの本を持っている人には、「この本を持っていたら知的に見えるだろうな」「こういう系統の本を集めていたらセンスがあるように見えるだろうな」など、持っている本が自分のキャラクターや考え方を代弁してくれることに期待している人たちがいます。

それは他人の評価を意識した他人軸であって本当の自分の価値観ではないので、見栄を張るためのムダな支出とも言えます。

本を集めて並べたいという気持ちから抜け出せると、見栄のための支出がグッと減りますよ!

⑨ 車

理由はお気づきの通り、購入費と維持費が異次元だからです。

まず購入費として、中古だと数十万円~、新車だと数百万円のお金がかかります。

さらに車は買ったら終わりではなく、以下の維持費が毎月、あるいは定期的に発生します。

車にかかる維持費

  • ローン返済金
  • 保険料
  • 自動車税
  • 車検代
  • ガソリン代
  • 駐車場代

これらの維持費をすべて合わせると、毎月の維持費の平均は3万~4万円となるようです。

自動車の維持費ってどれくらい?平均費用や節約方法も紹介:常陽銀行 (joyobank.co.jp)

車体価格が300万円の車に10年乗る場合、減価償却すると1年あたりのコストは30万円になります。これに加えて毎月の維持費が4万円前後かかるので、1年あたり70万円を車に費やしていることになるんです。

もし車がなくても困らないのであれば、車を持たないことで大きく貯金が進むことがわかっていただけると思います。

でも住んでるところが田舎でどうしても車がないと困るんだよな

という人もいると思いますが、車の代わりにバイクや原付を使うだけでもかなり費用を抑えることができます。

私も田舎に住んでいますが、車どころかバイクも原付も持たずに自転車だけで生活できています。車を持っている友人たちと比べると、うそのように貯金が増えていきます。

【体験談】半年間クソ田舎を車なしで生活して気づいたこと5つ

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このブログでは田舎を車なしで生活するノウハウを盛りだくさんに紹介しているので、気になる記事があったらぜひ読んでみてください。

⑩ 世の中の常識

最後に紹介するのはモノではなく考え方ですが、今回紹介したモノの中で最も重要です。

世の中の常識とは、例えば、

  • オシャレな人は服をたくさん持っている
  • 一人暮らしの部屋にはテレビがある
  • マイホームを買ったらようやく一人前

のようなもののこと。

貯金を頑張りたいなら、こういったイメージに縛られないようにしましょう。

なぜなら、常識に合わせると、価値観に合わない買い物をしてムダ遣いが増えるからです。

上で挙げたような「○○といえば○○を持っている」といった考え方は無数にありますが、どれも他人が持っているイメージにすぎません。

別に持っている服の数が少なくてもオシャレな人はいるし、一人暮らしでテレビを持っていない人もいるし、マイホーム一択という考え方も昔のモノになりつつあります。

こういった常識に従った買い物は、自分にとって価値のあることに対してお金を使っているわけではないので、正しいお金の使い方とは言えないですよね。

20代の平均貯蓄額は、ぶっちゃけかなり低いです。その平均以上にお金を貯めようとするなら、お金を貯められない人たちの常識にとらわれていては貯金が進むわけがないんです。

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貯金ができていない友達の話には耳を傾けないようにし、自分にとって価値がある買い物だけにお金を使うように意識してみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、貯金したい人が今すぐ捨てるべきもの10選を紹介しました。

今回は「すでに持っているモノの中で手放した方が良いもの」を紹介しましたが、「買わないほうがよいもの」もいろいろあります。

気づかないうちに買っていたり油断すると買いたくなってしまうものも多いので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。

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逆に「持っていたほうが貯金がはかどる」アイテムもあります。

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