断捨離したいんだけど、どうしても捨てきれないなあ。小さなきっかけがあれば捨てられる気がするのに。断捨離したくなるような話を聞きたい。。。
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 捨てたい気持ちを後押しする話
- 捨てることで豊かになれる
捨てようと決心していても,いざ手にとった瞬間に「やっぱりムリ!」と元に戻してしまうことってありますよね。
しかしこの記事を読むと、捨てることへのハードルがグンと下がります。
捨てられなかったものもついに手放すことができるようになりますよ!
私は学生時代まで、大量のモノに囲まれて暮らすマキシマリストでした。しかしある本に出会ったことをきっかけにミニマリストに目覚め、2年が経ちました。この記事で紹介する内容は、ミニマリスト初心者だった私を大いに励ましてくれましたし、今でも断捨離するときの判断基準になっています。
「捨てたいけど捨てられない...」から抜け出す考え方3つの方法
「ぼくたちに、もうモノは必要ない」
ここで紹介するのは、ミニマリストの間でバイブルのように重宝されている本
「ぼくたちに、もうモノは必要ない」
に収録されている内容です。
その中で「これは!」と感銘を受けたものをピックアップして紹介します。
「捨てたいけど捨てられない」を抜け出すための具体的な方法は、以下の通りです。
捨てきる方法
- 捨てるときにクリエイティブにならない
- 永遠に来ない「いつか」を捨てる
- 捨てることは「技術」である
順に紹介します。
① 捨てるときにクリエイティブにならない
捨てる時に急にクリエイティブを発揮してはいけません。
どういうことかと言うと,モノを捨てようとしたときに
「これって工夫すれば使い道あるんじゃないか?」
と発明家のようなアイディアを出してしまうことです.
例えば、空き箱やトートバッグを捨てようとしたときに、別の使い方を急に思いついてしまうなんてことありませんか?
そうやって捨てるのをやめたことがある人ならわかると思いますが、残しておいても結局使いませんよね。
残したモノを目にするたびに「結局使わなかったな」と、情けなさとふがいなさを感じてしまうだけです。
思い切って捨ててしまえば、そんなマイナスの感情を無駄に感じることもありません。むしろ「捨ててよかった!」とスッキリするはずです。
捨てる直前に素敵なアイディアが思いついても、それは邪念なのです。
それよりもその前に心にあった「捨てたい」という気持ちのほうがあなたの気持ちのベースに近いので、捨てたい気持ちを優先させてください。
② 永遠に来ない「いつか」を捨てる
「いつか使えるから」と思って捨てられないモノは、捨てられます。
そのい「いつか」は、永遠に来ないから。
例えば、
- 家電のアタッチメント
- よくわからないネジ
- 何に接続するのかわからないケーブル類
は、いつか使うと思ってから何年経っているのでしょう。
「いつか」使われるのを待っているモノは、意外と多くあります。しかし、本当に出番があるものは、そのうちの数%ほどじゃないですか?
たった数%のために、今使っていないものをずっと持っておくというのは、メンタルがもったいないです。
モノは持っているだけで持ち主のエネルギーを奪っていきますから。
仮に数%の出番を迎えた場合でも、工夫すればわざわざとっておいたものを使う必要はなかったりします。
今使っていないのに、将来それがないとめちゃめちゃ困るということはほとんどありません。
それよりも、捨てられないことがあなたの心を蝕んでおり、もったいないです。
③ 捨てることは「技術」である
捨てることは「技術」です。
どういうことかというと、使えば使うほどに上達していくということです。「捨てる才能」があるわけではありません。
断捨離を始めたころって、どうしても思ったように捨てられず、「捨てられない性格なんだよなあ」と挫折し、あきらめてしまいやすいですよね。
違うんです。性格の問題ではなく、捨てるのに慣れていないだけなんです。
慣れれば誰でも捨てられるようになります。
捨てる踏ん切りをつけるのに時間がかかっているだけで、慣れればすぐできるようになるんです。
ではどうすれば断捨離がはかどるのか。
捨てやすいものから捨てていくことです。例えば、
- 1日目:ごみを捨てる
- 2日目:本屋CDの買い取り
- 3日目:家電の買い取り
- 4日目:粗大ごみを捨てる
などハードルの低いものから手放すことで、次第にテンポよく捨てられるようになっていきます。
捨てることは「技術」で、やればやるほどうまくなっていくのです。
まとめ:捨てる前に「捨て方」を知る
本記事では、捨てにくい気持ちを振り払う3つの考え方を紹介しました。
捨てきる方法
- 捨てるときにクリエイティブにならない
- 永遠に来ない「いつか」を捨てる
- 捨てることは「技術」である
捨てたい気持ちは大事なのですが、「捨て方」を知らないと結局なにも捨てられずに終わってしまいます。捨て方を学んで正しい断捨離をしてくださいね!
今回お伝えした考え方は、ミニマリスト佐々木典士さんの著書「ぼくたちに、もうモノは必要ない」で紹介されている内容です。
この本には本記事で紹介した考え方以外にも「捨てる方法」が書いてあり、その数全部で55個。さらには「さらに捨てたい人への追加リスト15」もあります。
全部で70も捨てるための方法が全部で70個もあるので、あなたの背中を押してくれる考え方もきっと見つかるはず。
部屋をスッキリしたい気持ちがわいたら、本棚からこの本を取り出して断捨離モードに変身し、バリバリ断捨離しちゃってください!