「ズボラミニマリスト」の私と「ガチミニマリスト」の違い7選！【ミニマリストのハードルを下げたい】

こんな疑問に答えます。

と思いますよね。実際多くのミニマリストはストイックすぎて常人離れしています。うさんくさく見えるのも仕方ありません。

しかし、この記事を読むと、ミニマリストがより身近なものに感じられます。

そして、ミニマリストになりたくてウズウズします。

そのためには、自称ズボラミニマリストである私と、本気のミニマリストの人たちとの生活がどう違うかを知ってください。

ガチミニマリストたちが当然のことのように取り組んでいることに、私は全く無関心だったりします。

それでも図々しくもミニマリストを名乗っているのです。

「ミニマリストってテキトーで雑でも良いのだ」、とハードルが下がること間違いありません。

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ミニマリストがうさんくさい理由

あなたがミニマリストをうさんくさく感じる理由は、

ガチミニマリストの考え方があまりに一般常識とかけ離れていて、理解できないから

です。

ガチミニマリストの人たちは、日用品や服どころか、冷蔵庫や洗濯機といった、生活必需品レベル0のようなものまで手放していたりします。一般の人からすると冷蔵庫や洗濯機がない生活が想像できないですよね。人間の脳は、理解できないものに対して、遠ざけるか不気味な印象を持つようにプログラムされています。未知の出来事に遭遇した際に、無事に生き延びるためです。だからどんな生活をしているのか理解できないミニマリストに対して、怪しいだとかうさんくさい印象をもってしまうのです。

初心者は「ズボラミニマリスト」を目指せ！

しかし、そこまで極端なミニマリストでなければ、うさんくさく感じることもないでしょう。冷蔵庫や洗濯機などある程度の日用品を持っている、比較的ガチ度の低いミニマリストに対しては、清潔感があって身の回りがスッキリしていて人生を大切に生きている印象を持ちませんか？

ミニマリストに興味を持ったなら、まずはこのガチ度低めのミニマリスト、通称「ズボラミニマリスト」を目指しましょう。

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という考えもわかります。名前はズボラでも、「ズボラミニマリストになりたいならまずベッドを捨てて～」と言われたら投げ出したくなりますよね。

そこで、ズボラミニマリストを名乗る私が、ガチのミニマリストとはどう違うかを紹介します。

「これができないミニマリストもいるんだ～」と知ってもらって、ミニマリストに挑戦してみるハードルを下げてもらうのが狙いです。

なお、以下の違いを見て「お前全然ミニマリストじゃねーじゃん」とのご指摘が入るかもしれませんが、自分でミニマリストだと思えばミニマリストですから。大目に見てください。

ズボラミニマリストの私が、ガチミニマリストと違う点は以下です。

順に解説していきます。

①家具・家電を新調しない

ガチミニマリストたちは、家具・家電にも強いこだわりがあります。

数少ない所有物だからこそ、本当に好きなモノを厳選しているためです。

そういう人たちはおそらく、ミニマリストになって価値観が変わったタイミングで、周りのモノを新調しているのと思われます。

しかしズボラミニマリストの私は、ミニマリストに目覚める前に買った家具・家電ををずっと使い続けています。

テキトーに買い揃えたこだわりのないアイテムばかりなので、家具や家電には統一感もありません。

例えば、

• ムダな収納スペースがあるテーブル
• 値段の安さで選んだイス
• 1合しか炊いたことのない3合炊きの炊飯器

などなど。今なら絶対に選ばないモノがたちに囲まれながら生活しています。

いずれももっとシンプルなモノに替えたい気持ちはあるのですが、使えるのに捨ててしまうのは自分の価値観とは違う気がします。

新しいモノを買うのには余分なお金もかかりますし。

そこまでするくらいなら、今使っているモノを使い続けます。

②ベッドで寝る

ガチミニマリストの人たちは、ベッドではなく布団で寝ている印象があります。

ミニマリスト御用達と呼ばれているエアリーマットレスという布団があり、本気の人たちはそれを使っています。

布団を使うことの最大のメリットは、たたむことで部屋を広く使えるため、気持ちがスッキリするし掃除もしやすいとのこと。

布団のメリットには同意するのですが、それでも私はベッドを手放すことができません。

なぜなら、私の場合ベッドの方がよく眠れることを知っているからです。

布団もベッドもどちらも使ったことはありますが、ベッドの方が明らかに睡眠の質が高いのです。もう一生布団に戻れません。

たしかに布団の方が場所を取らないし片付けやすいので、ミニマリスト向きではあります。

しかし、モノを減らすために生活の質を下げるのは本末転倒なので、どれだけミニマリストの純度が上がっても、ベッドを手放すことはないでしょう。

③掃除機を使う

ガチミニマリストたちは部屋掃除に、収納性を重視してクイックルワイパーを使いがちです。掃除機は収納が難しいため、持たないのです。

確かにクイックルワイパーに魅力を感じて替えようかなとちらっと思うことはありますが、既に掃除機を持ってしまっているんですよね。

しかし、使える状態の掃除機を捨ててまでクイックルワイパーに替えたいと思うほど、私のミニマリスト度は高くありません。

掃除機が寿命を迎えたらクイックルワイパーに乗り換えるかも、という程度です。

④洗濯機が乾燥機能付きドラム式でない

ミニマリストレベルが高い人たちは、乾燥機能の付いた洗濯機を持っている傾向があります。

そして彼らは

「乾燥機能付きドラム式洗濯機を使っていない人は、人生を損してる」

と口を揃えておススメしてきます。

乾燥機能付き洗濯機は自動で乾燥もしてくれるために洗濯物を干す手間が省けて、空いた時間を有意義に使えるというロジックです。

話を聞けば確かに楽そうだし良いなーと思いますが、テキトーに買った非ドラム式のフツーの洗濯機で不自由していないんですよね。

使えるものをわざわざ廃棄するのは、私の価値観に反しています。

でも次に買い替えるなら、乾燥機つき洗濯機を買うと思います。人生損したくないんで。

⑤私服を制服化しない

ガチミニマリストは私服の数を極限まで減らしており、学生が学生服を着るがごとく、毎日着る服を固定化しています。

これを「私服の制服化」と呼びます。

私服を制服化することのメリットは、所有する衣類の数を大幅に減らすだけでなく、どの服を着るか迷う時間を削減できるということ。

ミニマリスト100％な人は、数少な持ち物の中でも白と黒のアイテムしか持っておらず、モノトーンコーデしかしないとか。

ハッキリ言って、自称ミニマリストの私ですら、私服の制服化はマネしたいとは思いません。

持っている服が少なくなると、自然と合わせやすい白と黒の服が残りそうですが、毎日白黒コーデはムリです。

モノトーンコーデは好きなのでたまにやりますが、毎日白と黒しか着ていない人って、結構近づきがたいですよ。

また、制服と言えるほどに服の数を減らすのも抵抗があります。

20代の独身という立場のせいか、もうちょっといろんな服を着てオシャレをたのしみたいんですよね。

⑥お金への執着が強い

これは大勢ではないのですが、ガチミニマリストの中には、お金への執着が全くない人たちが一部います。

ミニマリストになるとモノへの執着がなくなるため、さらにその上のステージとしてお金への執着がなくなるのだとか。

例えば、

• 働きたくないからお金もいらない

というミニマリストが一定数います。

また、ミニマリスト生活の本を出版されているしぶさんは、

生活に必要なお金を残し、余ったお金は寄付する

とまで言っています。

到底考えられません。

金の亡者である私は、金はあればあるほどいいと思ってしまいます。お金がもらえるなら楽しくない仕事だってやりますよ。

お金のことを気にしないってどんな心境なのでしょうか。その境地に達してみたい気持ちはあります。

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⑦掃除が好きじゃない

ミニマリストのほとんどが、掃除が好きもしくは得意です。

そこには、

• もともと綺麗な状態が好きだから
• モノが少なくて掃除がしやすいから
• 身の周りのモノを大切にしたくなるから

など様々な理由があります。毎日部屋を掃除している人も少なくないようです。

しかしミニマリストになりたい私でも、掃除は苦手なままです。

水回りなんて、汚れていても「キレイにしたい」という気が全く起きず、汚いままの状態を限界までキープしています。

「もっとミニマリストとしてのレベルが上がったら、自然と掃除好きになるのかな」とぼんやり期待しながら、今日も汚れた台所から目を逸らしています。

ただし掃除ができるようになる方法を求めて自ら動くことは決してしないので、いつか朝起きたときに、突然掃除好きになっていることを祈っています。

ミニマリストになりたくなったら

もしここまで読んで

と思ったら、佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない」を読んでください。

日本にミニマリストの考え方を一気に広めた革命的な本で、現在ミニマリストをやってる人でも、

「本書と出会ったことが、ミニマリストに目覚めたきっかけだった」

という人が多くいます。

もともと実家に置いてあったのをフラッと読んだのですが、読んだ後には世界観が変わってすっかりミニマリストになったため、バイブルとして自分用にもう1冊買いました。

その後弟も電子書籍で購入したので、一家で3冊持っていることになります。

それくらいミニマリストの魅力が濃く書かれており、ふつうの人をミニマリストにさせてしまう本です。

マジでミニマリストになりたくなるので、ミニマリストになりたくない人は読まないでください

まとめ

本記事では、ズボラミニマリストの私とガチミニマリストの違いを7つ紹介しました。

ご覧いただいた通り、私は真のミニマリストではありません。こだわりのないモノに囲まれていても、掃除をしていなくても平気なズボラミニマリストです。

しかしモノを少なくすること、生活をシンプルにすることのメリットには気づいているつもりです。

生活費からムダを排除してする、食事を最適化して健康になるという切り口にはかなり自信があります。

ミニマリストの貯金や食事内容に興味があれば、こちらの記事も参考になります。

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